2014年も一日も欠かさず日本からの対北放送を聞き続けてきた。しかし全く何の役にも立たなかった。薄っぺらな番組内容と使用周波数の選定のまずさもあり、総じて良好な受信は望めなかったのでは。
所詮短波放送というのはこういうものと割り切りが必要。本気で日本政府には拉致事件を解決しようという意気込みがないことはすでに明らか。せめてこの放送を続けることで多少なりともジェスチャーを見せているだけ。被害者がいる同じ日本国内に、それを実行している組織が存在すること自体異常である。解決するまで放送は続けられるというのだから、このあとも未来永劫に放送続くことになる。
政府認定の拉致被害者がいつまでたっても同じというのも解決させたくない姿勢の一つと見て取れる。現に拉致され、北朝鮮に居ることが分かっていながら認定されない人もいるのだから。
そして31日1300からの9950kHz「イルボネパラム」も強力に入感している。1330の「ふるさとの風」もクリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは12月18日の国連総会本会議で拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が採択されたこと、12月8日の拉致問題啓発コンサートでの山谷拉致担当大臣のあいさつが出ている。
ニュース解説は「金正恩のロシア訪問の可能性」について。今週の一曲は、ふるさとの風コンサートで歌われた「あなたを忘れない」。朝鮮語、日本語放送ともに同じ内容である。後半は急激に信号がダウン、1350ごろからは聞き取り不可能になった。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングの中31日は朝鮮語放送で始まった。やまほか八俣の電波は若干弱い、Pipジャミングのため聞き取りは十分可能である。後半1400は日本語放送、ジャミングが幾分強くなってきた。ニュースと解説番組日本海にかける橋、救出への道コーナー、と続くが昨日とは打って変わり聞き取りできない。
1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。週一回この時間も1330と同じ番組が出てくる。
拉致問題インフォメーションは12月18日の国連総会本会議で116ヶ国共同提案の拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が採択されたこと、12月8日の日本政府拉致問題対策本部主催拉致問題啓発コンサートでの山谷担当大臣の挨拶が出ている。
ニュース解説は「金正恩のロシア訪問の可能性」について。今週の一曲は、ふるさとの風コンサートで歌われた「あなたを忘れない」。