日本ではなじみのない長波放送、しかしヨーロッパでは盛んだが、次第にFM放送へ移っており衰退の一途である。
ドイツ統一後、3局が統合され出来た公共放送Deutschlandradioが出していた長波放送3波が、2014年12月31日をもって停波した。
153、177、207kHzはもう聞こえない。1月1日0100にオランダのSDRで受信した様子。
270kHzのチェコは、この時間まだ放送していない。279kHzは白ロシアが出ている。
207kHzはアイスランドが聞こえている、バックでアラビア語も出ているようだ、これはモロッコ公共放送。
171kHzはモロッコ商業放送で短波9575kHzでおなじみである。パラで出ている。
252kHzはアイルランド、RTE 1の英語放送が聞こえている。バックで162kHzのフランス語が聞こえている、単なる相互変調だろう。207x2-162=252
198kHzはBBC、0100からはWorlid Serviceの番組が出ている。
0500の受信では216、243kHzも加わりヨーロッパ長波すべてが受信できる。
243kHzは短時間しか出ていないデンマークで、ニュースと気象情報を出している。
153kHzのルーマニアは24時間放送、0250過ぎから全国の中波の周波数アナウンスや、海外向け放送でも出しているとしている。5分近く国歌が流れ0300に一日の番組がスタートする。
183kHzのフランス語Europe 1はドイツからの送信、フランスとの国境近くから出ている。9kHzせパでないのは、相互変調を防ぐ目的であえてこの周波数が選ばれている。
今も出ているモンゴルもこれに倣って3kHzずらした9kHzせパが使われている。