2014年12月13日

12月12日ふるさとの風

人権週間中の行事の一つ「ふるさとの風コンサートは終了した。今年で3回目のコンサートになったが、よかったのは最初の年だけ、昨年もプロの歌手が「仕事」で出演。今年はさらにエスカレート、拉致とは全く無関係なコンサートに化けてしまった。それを各地での公開上映、ついに短波放送で北朝鮮にまでつまらないコンサートを中継してしまった。いったいどれほどの税金が無駄遣いになったのだろう。
そして13日は日本国内では初めての対北朝鮮ラジオ放送シンポジウムが開催される。なぜかこの催しだけはあまり広報がない。電車の中の動画CMもコンサートだけだった。
参加する団体すべての放送にジャミングがかけられている。これこそもっと宣伝すべき行事だと思うが、どこかの国に配慮しているようだ。参加する局名がすべて「北朝鮮」ではなく「北韓」と日本政府も言わなければならない。二ヶ国語混合の局名はいただけない。拉致事件のない韓国のペースに乗せられたシンポジウムが見もの否聞き物である。

12月2日にCS放送で流れた岡山と広島での1万キロ現地調査の様子などを見ることができる。


1300代の9950kHzはジャミングは全くない、朝鮮語、中国語ともに受信状態は良好である。ニュース解説以外は先週と同じ拉致問題インフォメーションが出ている。ニュース解説は「北朝鮮の人権問題」について。拉致問題解説は平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取り組みについての報告の中から「北朝鮮人権問題啓発週間」についての部分の紹介。今週の一曲は因幡晃の「めぐみ」、いずれも朝鮮語日本語とも同じ内容である。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングが出ており受信状態はあまりよくない。12日金曜日は朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはなく受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は松本京子さんへ、2013年10月28日収録のお兄さん孟さんからのメッセージ、同じく2013年10月28日米子コンベンションセンター 国際会議室で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」における松本孟さんの訴え。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人ら二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これらはいずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」、この曲も過去何回も登場している。この番組は2014年10月28日、11月6日、15日、24日、12月3日と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、ジャミングは聞こえない。1500の9975、1530の9965kHzの朝鮮語とともに受信状態は良好である。日本語放送は1430と同じ番組が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は6110kHz、この時間、ジャミングはスキップしておらず、かなり強力である。1330の5910kHz同様受信状態は悪い。12日金曜日は朝鮮語放送である。
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