1300の9950kHz、台湾からの電波は強い、ジャミングも全く出ていない。9955kHzのジャミングが若干あるがほとんど影響はない。9955kHzのジャミングはRFIの中国語に対するものではなく、RMIへのものでキューバから出ている。
拉致問題インフォメーションは9月10日、ジュネーブの27回国連人権理事会の国際人権シンポジュウムにおける山谷えり子大臣の基調講演が出ている。公演は英語で行われたため朝鮮語、日本語訳で放送されている。ニュース解説は「韓国の専門家の見方」について。
朝鮮語今週の一曲は1971年のヒット曲尾崎紀世彦の「また逢う日まで」、この曲が始まった1322にジャミングが出てきたようだが影響はない。後半1330は「ふるさとの風」、日本語放送の今週の一曲は無し、周波数アナウンスなどがあり1357番組終了。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、5kHz下からのスーパージャミングが強いが、それ以上に八俣からの電波も強い。下側カットでジャミングの影響はほぼ解消できる。26日金曜日は朝鮮語放送が出ている。1356:24と1426:24に「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組は先週と同じである。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは無い、懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日、23日、6月19日、28日、7月7日、16日、25日、8月3日、12日、21日、9月17日と同じ内容である。