2017年10月09日

10月8日「しおかぜ」

10月8日の「しおかぜ」は6040kHz、昨日に続き茶臼山での受信である。ALA100を追加、アンテナを切り替えての受信比較も。ジャミングは1231にお出まし、八俣の電波はそれほど強くはなくほぼ埋没している。昨日と同じ番組で、前半朝鮮語、後半1330は日本語放送が出ている。
1351にジャミング停波、「日本政府からのメッセージ」はよく聞こえている。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、出没を繰り返すジャミングとCNR6の混信で全く受信不可能である。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は完全にスキップ状態。9465と9705kHzがかろうじてわかる程度、ビバレージアンテナを以っても太刀打ちできない。1430にジャミングは止まった。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾送信も完全に復活パラオ送信とともに強力に入感している。懐かしい日本の歌「富士の山」で番組開始。拉致問題インフォメーションは横田めぐみさんについて。拉致事件発覚後は、偽造死亡診断書などを出したり、偽遺骨を出すなど何がなんでも亡き者にしないと都合の悪い非情な拉致事件である。
1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会するなど驚愕した話も出ている。
続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録した横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのある、めぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
そして2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無い。この番組は2017年2月3日、12日、21日、3月2日、29日、4月11日、20日、29日、5月8日、17日、26日、5月4日、6月13日、7月1日、10日、19日、28日、8月6日、15日、24日、9月2日、11日、29日と同じ番組である。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、1529にジャミングを出してきた。八俣からの電波は比較的強く、概ね受信状態は良好である。いつものように緊急メッセージが出ている。アメリカのトランプ大統領について。最近の発言などについて解説している。

1530からのBBC朝鮮語放送、5810kHzは30分前にジャミングを出してきた。上下約1.6kHzのキャリアーをカットすればほとんどジャミングの影響はなくなる。
9940kHzはうっすらとジャミングと思われるノイズが確認できる。両波とも1531に開始、台湾送信はわずかにキャリアーの存在がわかるだけ。タシケント送信の5810kHzは強力である。
その後1730ごろから9940kHzは強力に、終了までクリアーに受信できている。1800のTWRの混信もほとんどわからない。5810kHzは終始同じ状態が続いていた。いつものOTH波は全くでなかった。

9日朝は茶臼山も雲一つない快晴。西空に残る月とアンテナがよくマッチしている光景も珍しいかも。日常使うことのできないアンテナの威力を堪能できたペディションとなった。
  
Posted by Hiroshi at 06:32Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze