2017年03月11日

3月10日ふるさとの風

1300の朝鮮語、1330の日本語放送ともにクリアーに聞こえている。9950kHzは弱いが何とか音になっている。9465と9705kHzは強力である。拉致問題インフォメーションは2月16日ドイツでのG20外相会議について、その概要が出ている。ニュース解説は、「日韓外相会談」について、2月17日ドイツで二国間会談が開かれた。慰安婦像の撤去について話し合われたが、意見はかみ合わず、韓国側は撤去ではなく移動させる方向で協議しているとか。一歩進んで大使館を閉鎖してほしい。その韓国ではきょう大統領が罷免された。
今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、2013年11月に今日の一曲に登場して以来となる。日本語は1975年のヒット曲小坂恭子の 「想い出まくら」、この曲は2年前に登場している。
ふるさとの声は市川修一さんへ、義姉の市川龍子さんからのメッセージ。2016年2月24日収録である。1352から9705kHzは急に信号が落ち込んできた。ノイズに埋もれてしまった。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、この時間帯、台湾送信の方がパラオ送信よりも強力である。台湾送信が早く聞こえている。懐かしい日本の歌は「トンボのメガネ」、
拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんから、2015年3月4日収録のメッセージ。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージも2016年2月に収録、地元佐渡の民謡を歌っている。
2016年9月開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」 で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。このメッセージだけが更新されている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、2010年11月以来の登場である。この番組は2017年2月2日、11日、20日、3月1日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze