2017年03月26日

A17スケジュール

国際放送局が今日から周波数を変更している。
0700まではこれまでの周波数で出ている局と既に新しい周波数に出ている局とが混在している。Radio Japanも一部言語の放送時間が変更され、0415から13720kHzに朝鮮語が出てきた。これは0915からの変更である。同じく中国語も0430に11825kHzに出てきた。これも0900の変更である。いずれもクリアーに入感しているが、11825kHzはバックで英語放送が混信しているのがわかる。これはマダガスカルからのMWV(KNLS)である。

CRIはこれまでと全く同じ規模で放送している。ただ今回はいくつかの周波数が変更されている。A17周波数リストではA16からの変更分を太字で表示している。

バチカン放送の英語放送は、アジア向けが縮小され毎週土曜日だけの放送となった。フィリピン送信で行われる予定。短波放送がすべてなくなったわけではない。

  
Posted by Hiroshi at 13:39Comments(0)受信機

2017年03月26日

3月25日「しおかぜ」

1300の朝鮮語9465kHz、1330の日本語9705kHzは昨日に次いで強力である。受信状態は良好である。しかし後半日本語放送はやや落ち込み信号は弱くなってしまった。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングが出ているが日本語放送が聞こえている。ピョンヤンでクーデターが起きたというニュースが一時流れたこと。やはり内部で何か起きているらしい。
金正日の孫、暗殺された金正男の息子、キムハンソル氏について、YouTubeで紹介された肉声が放送されている。北朝鮮の相次ぐ挑発行為について各国からの圧力が高まっている。中国でのティラーソン国務長官の話など。
救出への道コーナーは3月17日に開催された集会について。
1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。弾道ミサイル発射に対し北京を通じ抗議した内容である。周波数アナウンスはまだ現行のままである。この後緊急放送ISに次いで、日本への連絡用で環番号FAX番号、メールアドレスが告知されている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信の9960kHzは強力である。台湾送信の9560kHzも若干持ち直しクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、この1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze