2017年03月28日

ふるさとの風放送時間追加

拉致対策本部の北朝鮮向け短波放送、朝鮮語と日本語放送の放送時間が予定通り4月1日から各30分追加される。現在1630に終了しているのを、一時間追加1730UTCまで放送する。
これに合わせ台湾送信を一波追加、1630までは3波送信となる。追加される1630以降の放送は台湾送信一波のみである。


同じく「しおかぜ」の中波送信も4月1日から再開される。以下「調査会ニュース」から。
中波放送再開決定 【調査会NEWS2425
 平成29年4月1日(予定)より、北朝鮮向け中波放送「しおかぜ」再開することに決定しました。

 調査会の慢性的資金難も続いている事や、政府から満足の行く支援を頂く事は出来なかったため、放送は半年を目処とした見切り発車です。

 厳しい状況ですが、その中で、連合傘下産業別労働組合UAゼンセン様から一定額の支援の申し出を頂きました。これにより4月からの送信に弾みがつきました。志に心より感謝申し上げます。さらに今後も中波放送の継続を念頭に各方面に支援要請を続けて参ります。各方面のご協力をよろしくお願いします。

 なお、昨日26日から短波放送の周波数が下記の通り変更になっています。

<「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波6040kHz 5965kHz 7215kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波6090kHz 7295kHz 6165kHzのいずれか
23:30〜00:30 中波1431kHz(4月1日から)
01:00〜02:00 短波7215kHz 6090kHz 6165kHzのいずれか
  
Posted by Hiroshi at 19:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2017年03月28日

3月27日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9465と9940kHz、開始直後は9940kHzも強かったが10分と持たなかった。9465kHzは強力である。
1330の「ふるさとの風」は9705kHz、これも強力に聞こえている。拉致問題インフォメーションは、3月16日、ティラーソン国務長会との訪日、安倍総理と意見交換をしたことなど。ニュース解説は東京国際大学伊豆見元教授で「米国専門家の見方」について。
今週の一曲、朝鮮語は岡本真夜の「TOMORROW」、昨年8月にも登場している。日本語放送は1973年のヒット曲小柳ルミ子の「春のおとずれ」、2015年4月以来の登場、当時と同じ曲の組み合わせである。
ふるさとの声は有本加代子さんと明弘さんからのメッセージ、2017年3月の収録である。
番組の最後に、4月1日からの新しい周波数がアナウンスされた。日本語、朝鮮語放送とも毎日各4回に増強される。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、同波の混信もほとんど影響はない。ジャミングもまだ5935kHzに居座っている。月曜日は公開されている失踪者の氏名生年月日などの読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6090kHz、同波のCNR2の混信も弱く受信状態は良好である。この時間は先週3月20日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzが強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。星の界(ほしのよ)は明治43年に『星の界』(作詞 杉谷代水)として『中学唱歌』(田村虎蔵編)に登場し、いわゆる文部省唱歌として歌われ続けてきた。1970年、昭和45年からは『星の世界』(作詞 川路柳紅)という名で音楽の教科書にも載っている。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
最後の周波数アナウンスは現在使われている台湾送信のみである。この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze