海外からのラジオ放送

7月14日もテスト放送をするということでチェック中、しかし15785kHzとはいえ、1kWではいくらなんでも日本での受信は絶望的。
リモート受信ではクリアーに聞こえている。キャリアー付の上側波で出ている。電波形式では、星星広播電台などと同じH3Eということになる。

15785kHzはドイツ語、0800には英語による周波数アナウンス、メルアドなどが出ている。今回は2000迄連続送信の予定。

7月14日0800、ウクライナでの受信。


13日2000台の19mb、15896kHzのDRM信号も不安定ながら山が見えているほどコンディションが良かった。
  

アフガニスタンの民間放送Salaam Watandar、15615kHzは昨日金曜日はキャリアーがチョットだけ出てのみ、1337:40に止まってしまった、以後電波は出てこなかった。

13日は0230の11545kHz（リモート受信で確認）も、そして1330からの15615kHzもしっかりと音が乗っている。パシュトゥだけではなくダリ語も出ている。

放送は毎日、朝夕1時間30分ずつ行われる。送信はアフガン国内からではなく、ブルガリアからとされている。
Salaam Watandar
0230-0400 11545 kHz
1330-1500 15615 kHz

  

1300台の9950kHzはジャミングも弱く朝鮮語、日本語放送ともによく聞こえている。この時間毎日同じ番組が出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、800Hz上にミャンマーが出ている。これも1329に八俣の電波に消されてしまう。13日はジャミングも弱い、土曜日は朝鮮語放送から。受信状態は極めて良好である。
後半1400は日本語放送、引き続き受信状態は良好である。「日本海にかける橋」は7月6～7日に行われた一万キロ現地調査第16回、北海道札幌・函館の模様。
まず6日に函館で、1963年に失踪の森洋子さんの調査から。兄妹、友人3人からのメッセージ。
1975年8月に札幌市から失踪した山田妙子さんの妹さん阿部順子さんのメッセージ。

続いて7日、札幌市内で調査、1981年3月失踪の長尾直子さんのお母さん恵子さんからのメッセージ。
1968年12月に稚内市で失踪した斉藤裕さんへお姉さん斉藤由美子さんのしおかぜメッセージ。
1967年11月圭運丸事件(紙谷慶五郎さん・圭剛さん・礼人さん・速水さん4人が失踪）について、紙谷慶五郎さんの娘さん北越優子さんからのメッセージ。
1995年8月に釧路市から失踪した曽ヶ端崇史さんへご両親から。
1967年4月に岩内町から失踪した城崎暎子さんのお姉さん夫妻からのメッセージなどが放送された。

斉藤裕さんがこの「しおかぜ」を実際に聴いていたという情報も出てきた。今後しおかぜの在り方も見直さなければならないとも述べている。
1422:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。新しい内容に更新されている。1425:30に緊急放送ISといつもの電話番号などがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、若干ジャミングが出ているがほとんど影響はない。同波のFSK波も弱いようだ。30秒遅れの頭切れで電波が出てきた。
13日土曜日は懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
ふるさとの声は拉致被害者の田口八重子さんへのメッセージ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセーで2011年10月26日に収録したもの、番組内では昨年10月に収録と言っているが、2年以上同じ番組が出ているので実際には2011年収録ということになる。
続いて八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから、2012年2月19日札幌で開催された「拉致問題を考える道民集会」での収録から。
1987年大韓航空機爆破事件の実行犯に日本語教育を受けさせたのが母親だったこと、戸籍謄本を取った時、養子と記載されていることに驚愕したことなどが語られている。実のお母さんでありながら、田口八重子としか言えないもどかしさ、苦悩がにじみ出ている。

今日の一曲は、1977年のヒット曲で沢田研二の｢勝手にしやがれ｣、この番組は2012年4月1日、10日、19日、28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、30日、7月9日、18日、27日、8月5日、14日、21日、23日、9月1日、10日、28日、10月7日、16日、25日、11月3日、12日、21日、30日、12月27日、2013年1月5日、14日、23日、2月1日、10日、19日、28日、3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、11日、20日、29日、6月16日、25日、7月4日と同じ番組である。
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