海外からのラジオ放送

恒例の周波数変更が実施された。すでにHCJBは日本時間の29日0730の日本語放送から15400kHzで開始した。
オーストラリア送信のHCJBは大幅にスケジュールを変更している。15400kHzは日本語放送のみだったが、平日は英語放送が出るようになった。そのあともビルマ語などが出ている。
またこれまでなかった朝鮮語放送も2130UTCに始まっている。毎日15分または30分番組が出ている。これまでも他の言語では放送されている番組で、目新しい内容ではない。

CNR国内向け放送は放送開始から周波数変更を行っている。CRIは0100以降に新周波数へ移行している。

RFAは0100の放送からは一部新しい周波数に出ている。通常はは0600から変更される。出ているのはIBB施設ではなく、タジキスタン送信である。
  

9月最初の更新が4日付で行われた。この中でBBCの北朝鮮向けと、アフリカの角向けとされる登録周波数が変更されている。
北朝鮮向けは周波数は同じだが、放送時間が1530-1830に変更されている。
また東アフリカ向けも20波が登録されていたが、6波に削減されている。いずれも登録されているというだけでこの通り放送されるという意味ではない。

9月4日付で以下の周波数が登録されている。
5810 1530 1830 44NE TAC 100 68 1234567 Kor UZB
6155 1930 2030 48 DHA 250 230 23456 Mul UAES
9585 1700 1800 48 SOF 200 156 23456 Mul BUL
9780 1930 2030 48 SLA 250 240 23456 Mul OMAMA
9940 1530 1830 44NE TAI 300 2 1234567 Kor CHN
11625 1700 1800 48 KCH 300 163 23456 Mul MDA
15720 1700 1800 48 WOF 250 122 23456 Mul G
17745 1930 2030 48 ASC 250 70 23456 Mul G

7325kHzのソマリ語放送はマダガスカル送信としてHFCCにも登録された。
7325 1900 1930 48 MDC 250 355 0 822 1234567 240817 291017 D 13710 Som MDG BAB BAB 15098

HFCC登録数
August 25 4313
September 4 4290
  

シーズン途中で変更することのない韓国がまたHFCCに追加登録した。先回も5月12日付で2波を追加している。その追加された周波数は「自由の声放送」に使われている。

従来からKBS World以外で登録されているのは、
5920 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14643
5975 0700 0200 33,34,44,45 HWA 100 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 5440
6015 0400 2400 44N HWA 100 0 0 100 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 4020
6020 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14644
6135 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14645

そして7月13日付で新たに登録されたのは、
6055 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14943
6100 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14944
の2波である。
さてこの周波数で何が出てくるのか。

HFCC登録数
June 29 4277
July 4 4283
July 5 4283
July 7 4284
July 10 4288
July 11 4296
July 13 4301
  

今月末からのラマダンに際し、IRIBは放送時間の追加を行う予定。
5月15日付のHFCCに6波が追加登録された。いずれも放送期間は5月27日から6月28日までとなっている。

追加された周波数は以下のとおりである。
7315 1930 2300 29S,40NW SIR 500 336 0 146 1234567 270517 280617 D Aze IRN IRB IRB 14646 TURK-AZ
7410 2300 0300 29S,40NW SIR 500 336 0 146 1234567 270517 280617 D Aze IRN IRB IRB 14647 TURK-AZ
9630 2200 0059 39 SIR 500 198 0 146 1234567 270517 280617 D Ara IRN IRB IRB 14648 ARBIC-S
9760 0020 0120 29S,39N SIR 500 310 0 211 1234567 270517 280617 D Tur IRN IRB IRB 14649 TURK-ES
9810 0020 0120 29S,39N SIR 500 310 0 211 1234567 270517 280617 D Tur IRN IRB IRB 14650 TURK-ES
9810 2200 0059 39 SIR 500 198 0 146 1234567 270517 280617 D Ara IRN IRB IRB 14651 ARBIC-S

HFCC登録数
May 14 4291
May 15 4297
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更新頻度の高いHFCC登録リスト、シーズン途中で追加登録されることのない韓国が、この5月12日付でなぜか2波追加登録している。
従来からKBS World以外では3波が登録されている。

5月11日付のHFCCリスト
5975 0700 0200 33,34,44,45 HWA 100 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 5440
6015 0400 2400 44N HWA 100 0 0 100 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 4020
6135 0000 2400 44 CHC 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 4021

そして5月12日付では
5920 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14643
5975 0700 0200 33,34,44,45 HWA 100 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 5440
6015 0400 2400 44N HWA 100 0 0 100 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 4020
6020 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14644
6135 0000 2400 44 HWA 10 0 0 935 1234567 260317 291017 D Kor KOR KBS KBS 14645

5920と6020kHzが追加されている。しかも従来からの6135kHzの送信サイトが変更されている。
あくまでもHFCCに登録されただけで実際に何かが出ているというわけではない。
先のNHKの追加登録もあり、何やらきな臭い朝鮮半島である。

HFCC登録数
May 4 4281
May 10 4281
May 11 4289
May 12 4291

11日付で登録数が増えたのは、BBCのアフガン向け周波数が日によって送信サイトを変えているため。
  

5月最初の更新が4日に行われた。周波数変更などで重複していたのが整理されちょっと少なめ。

既に4月24日付の更新で、NHKワールドの周波数が一波追加登録されている。途中での追加は極めて異例で最近の北朝鮮状況を見据えた措置なのだろう。しかし実際には何も放送は出ていない。
NHKは従来から正規に放送している以外にも、数多くの周波数を登録しており、特段珍しいことではないが、日本語以外が追加というのは珍しい。
追加登録されたのは、
11990 0815 0845 43,44 YAM 300 290 0 146 1234567 260317 281017 D Kor J NHK NHK 14552

A17でNHKは103波を登録しているが、この中で、日本語放送は延べ43波が八俣の登録、そのうち半数以上の延べ27波が使われていない。
過去には（2014年5月など）これらの周波数で、臨時放送が行われたことがある。

HFCC登録数
April 24 4287
April 26 4289
May 4 4281
  

4月に入り24日で9回更新されている。相変わらずIBB関連の周波数変更が多い。高い周波数へ動いたが、受信状態が思わしくなく、低いほうへQSYするケースもある。

4月19日付でBBCの変更がいくつか見られる。この中で17日から変更ということで、ウズベク語放送が平日のみの放送に削減されている。
一方で、削減されている英語放送の周波数はそのまま残っている。

まだ放送を始めていない台湾送信の北朝鮮向け、9540と9940kHzは引き続き登録されている。

RFAの日替わり周波数は完全な形では登録されていない。実際に出ているのは周波数リストの通りである。HFCCにないことから実際の放送にジャミングの出ていない周波数がチベット語でも散見できる。受信さえすればわかることだが、あえて公表しないことでその効果があるということのようだ。IBBのモニターは実際に日替わりで放送されている周波数がモニターされている。

HFCC登録数
April 6, 7, 10 : 4283
April 11, 12 : 4282
April 19, 20 : 4283
April 21 4284
April 24 4287
  

国際放送局が今日から周波数を変更している。
0700まではこれまでの周波数で出ている局と既に新しい周波数に出ている局とが混在している。Radio Japanも一部言語の放送時間が変更され、0415から13720kHzに朝鮮語が出てきた。これは0915からの変更である。同じく中国語も0430に11825kHzに出てきた。これも0900の変更である。いずれもクリアーに入感しているが、11825kHzはバックで英語放送が混信しているのがわかる。これはマダガスカルからのMWV(KNLS)である。

CRIはこれまでと全く同じ規模で放送している。ただ今回はいくつかの周波数が変更されている。A17周波数リストではA16からの変更分を太字で表示している。

バチカン放送の英語放送は、アジア向けが縮小され毎週土曜日だけの放送となった。フィリピン送信で行われる予定。短波放送がすべてなくなったわけではない。

  

今年はちょっと早めに届いた。今年のレビュー記事は、IC-7300やRDR55Dなど、ALA1530LNPも紹介されている。
短波放送が縮小傾向にある中、中国だけは旧態依然として最大規模の放送を続けている。これにジャミング用の放送を加えたら、短波帯に出ているほとんどが中国大陸からの電波である。

Radio Sannaの11860kHzはサウジアラビアから送信されているが、イエメンではなく、その他の放送にリストされている。

  

12月に入り3回目の更新が行われた。主にVOAの周波数変更だが、15日付で、10日に実施された日本政府の国際シンポジウムの台湾送信の周波数が登録された。
3波が使用されたが、15740kHzは登録がなかった。
9550 0800 1030 44NE TAI 300 2 0 145 7 101216 260317 D 13650 Jpn CHN BAB BAB 18094
13835 0500 0730 44NE TAI 300 2 0 145 7 101216 260317 D 13650 Jpn CHN BAB BAB 18101

HFCC登録数
November 28 4204
December 6 4211
December 13 4215
December 15 4201

毎週水曜日1530-1630に出ている9650kHzの생명의 강 방송はB16も引き続き毎週放送されている。12月に入ってからは特に協力で受信状態は良好である。