2009年05月12日

中国は特別番組

512四川汶川大地震から一年、今日のCNR1中国之声は朝から特別番組である。

5月12日は火曜日で、通常だと0600からは放送が止まる日だが、さすがに今日はそのまま出ている。唯一火曜日に止まるCNR2の15540kHzだけは聞こえない。

そしてバンド外に出ているいわゆる火竜ジャミングは、今日も豊作を祝うおめでたい曲を流し続けている。12日0655現在聞こえる火竜ジャミングは:
18320、18000、15600、15150、13970、11300、9000、8400kHz

尚RFAなどにまた火竜ジャミングが復活したという情報もあるが、復活したわけではなく、ただ単に聞こえなかっただけというのが正しいかも。
RFAなどに出しているジャミングはCNR1は強力で最低2波が出ている、これがエコーがかかったように聞こえるだけで、音声そのものは通常の「中国之声」が出ている。
これに対して、RFAなど一部の周波数に出ている火竜ジャミングはかなりローパワーで出していると思われ時々しか聞こえてこない。
  
Posted by Hiroshi at 16:10Comments(0)512四川汶川大地震

2009年05月10日

512汶川地震一周年

嘗てない被害に見舞われてから早一年になる。CRIでもすでに特集番組を組んでいる。

CRIでは特別サイト512汶川地震一周年祭も設けている。

日本語放送サイトもあれこれにぎやかなことです。インターネット放送局でも興味ある話題を聞かせてくれます。【つばめのス】なんていうのも傑作な話題。

7MHzが静かになり、ハムのおしゃべりが盛んです。一部の情報で、西蔵がいなくなった後の7125kHzでCNR1中国之声がでているというのがある。
確かに2000UTC開始から聞こえるが、これは7305と7215kHz共に河北省の省都石家庄としてリストされている送信機のスプリアス、正規の放送波ではない。

更にまだ残っている7105kHzも上下10kHz間隔にスプリアスを出している。特に夜間はこれが良く聞こえている。
7215×2-7305=7125
ということです。  
Posted by Hiroshi at 12:23Comments(0)512四川汶川大地震

2008年10月09日

CNR13840 off the air

512四川汶川大地震以降毎日放送されていたCNRの13840kHzは昨日8日で放送を終了しました。

9日はこの周波数では全く聞こえません。
同じく、四川人民广播電台の9740と12015kHzも8日の放送を最後に終了しました。9月15日以降24時間放送を中止、そして今回の停波で全て通常の放送に戻りました。

被害を受けた放送局は復旧したのでしょうか、あれから5ヶ月が経ちました。

Cancelled transmissions of China National Radio from October 9:
13840kHz CNR1
12015kHz Sichuan PBS 1
9740kHz Sichuan PBS 1  
Posted by Hiroshi at 20:07Comments(0)512四川汶川大地震

2008年09月16日

西蔵放送通常に戻る

四川汶川大地震以降、西蔵人民广播電台の周波数は一部が中央人民广播電台中国之声を24時間中継していました。

9月15日受信したところ、これらの周波数のうち、5935kHzは中国語番組を、6200と7125kHzはチベット語番組をそれぞれ出していました。増波された13840kHzは引き続き中国之声が出ていますが他の波同様1735に終了です。

これで西蔵人民广播電台中国語は4820、5935、6050、7170/11860、7240/11950kHzを使用。
チベット語放送は4905、4920、5240、6110、6130、6200、7125/9490、7385/9580kHzを使用。6130kHzは引き続き1400-1700の間出ていません。

四川人民广播電台の9740と12015kHzが15日から聞こえません。これも通常の放送時間になりました。  
Posted by Hiroshi at 03:00Comments(0)512四川汶川大地震

2008年06月12日

CNR24時間放送

512四川汶川大地震から早一ヶ月、何かと物議を呼んでいますが、中国の放送は災害特番が続いています。

奇跡的に生還した被災者たちを英雄視する報道が何回も繰り返されています。またチャリティ番組も何回も放送されています。
義援金をいくら出すかを競う番組は日本では考えられないイベントでしょう。

被災地区の放送局も多くが被害を受け、放送できない事から、近隣からの短波放送が欠かせないライフラインになっています。

24時間放送を続けている周波数は:
CNR1「中国之声」 5935、6200、7125、7230、7275/15380、13840
Sichuan PBS 1「四川人民广播電台」 9740、12015
Sichuan PBS 2「四川人民广播電台」 6060、(7225 2130-1515)  
Posted by Hiroshi at 03:53Comments(0)512四川汶川大地震

2008年06月10日

報道規制更に強化

8日、9日の自由アジア放送では、地震災害地での取材規制がますます強化され、被災現場に入れないようになったと伝えています。

特に問題なのが、倒壊校舎の現場では公安が24時間体制で規制をしており、欠陥工事を覆い隠すために被害家族に対しても訴訟を起こさないよう、金で口封じをさせようとしているとか。

被災者に出す義援金を通常の5倍を提示し、金で収めようとしているわけです。救援物資も不足しており、商店で購入するしかないという。
しかしそこにあるのは明らかに通常の商品ではなく救援物資らしい。予想通りというか、やはりというか、金も物もこの国への救援は個人がする状態ではない。

地震で未曽有の被害が出ていることは分かっているのに何をこれ以上隠そうとしているのか、ただ自分たちの面子を保つだけにやっていることの愚かさが分かってない。

ハムバンド内でSOHが出ていますが、もちろんここで「放送」をすることは違法行為だ。これに対してもジャミングをかけています。ただ事実を放送しているだけなのに、やはり聴かれては困るんでしょう。  
Posted by Hiroshi at 13:50Comments(3)512四川汶川大地震

2008年06月06日

続々・・義援金要らない

国民性の違いといえばそれまでだが、悲惨な目にあっているのだからお金を寄付せよと要求するしたたかな国。共産党国家の本筋が見える義援金催促の最近の報道振りだ。

日本の国際緊急援助隊が遺体に黙祷する姿が掲載され中国内に医療チームに対する感謝の気持ちが出てきたと伝える一方で、感謝はしても歴史は忘れないという新華社の記事を見過ごすことはできません。

救援物資はほしいが自衛隊機はだめ、民間機でもってこいというこのずうずうしさ。それに言う事を聞くアホな連中たち。オリンピック開催の条件として報道の自由を約束したにもかかわらず、いまだにジャミングをかけ続け、中国に都合の悪いことは書かせない。

そんな中国共産党に対して愛知県は、災害用に備蓄しているテントをただでわざわざ被災地近くまで高い航空運賃をかけ運んだ。そのテントが本当に被災者のためになるかといえば??。一般には回らず人民解放軍の関係者で使われてしまうことでしょう。

緊急援助隊も、医療チームも被災地に入れなかった最大の理由はこんなことかもしれません。  
Posted by Hiroshi at 00:58Comments(0)512四川汶川大地震