海外からのラジオ放送

1日からVOAとRFAの連続10時間耐久レースが始まった。1200-1500のVOAは今までと同じだ、1500から9385kHZに変わって11660kHzの使用が始まった。5870と同じスリランカ送信。
例によってジャミングは9385に垂れ流し、11660kHzは5kHz上の中国のジャミング放送がきついがそれでも大変クリアーに聞えている。送信地は同じ周波数でも時間によって変えている。
ところが1530と1700からのサイパン送信が出てこない、このまま1600になり再びスリランカ送信が聞こえ出した。どこか別の周波数にでも出ていたのか。  more

10月1日から新会計年度になった米連邦政府、かねてから言語削減が言われていたが、朝鮮語だけは例外だ。VOAは3時間30分から5時間に、RFAは4時間から5時間に増強された。両局あわせて1200-2200までの10時間連続放送が始まる。
まさしく深夜放送で、北朝鮮を意識して、深夜に一人コッソリ聞けるよう配慮したかのようだ。
公表されたスケジュールは以下の通り：
S07 RFA & VOA Korean as of October 1, 2007
5870 R.FREE ASIA 1500-1600 250 49 Irana Wila CLN
5870 R.FREE ASIA 1600-1900 250 329 Tinian Island MRA
5890 VOICE OF AMERICA 1200-1500 250 325 Tinian Is. MRA
6060 VOICE OF AMERICA 1900-2100 250 38 Udon Thani THA
7125 VOICE OF AMERICA 1900-2100 250 38 Udon Thani THA
7210 R.FREE ASIA 1500-1700 250 125 Irkutsk RUS
7210 R.FREE ASIA 1700-1800 250 49 Irana Wila CLN
7210 R.FREE ASIA 1800-1900 250 329 Tinian Island MRA
7235 VOICE OF AMERICA 1200-1500 250 321 Tinian Is. MRA
7460 R.FREE ASIA 2100-2200 100 128 Ulaanbaatar MNG
9385 R.FREE ASIA 2100-2200 250 319 Tinian Island MRA
9510 VOICE OF AMERICA 1900-2100 250 21 Tinang PHL
9770 R.FREE ASIA 2100-2200 250 329 Tinian Island MRA
11625 VOICE OF AMERICA 1200-1300 250 38 Udon Thani THA
11660 R.FREE ASIA 1500-1530 250 49 Irana Wila CLN
11660 R.FREE ASIA 1530-1600 100 325 Agignan Point MRA
11660 R.FREE ASIA 1600-1700 250 49 Irana Wila CLN
11660 R.FREE ASIA 1700-1900 100 325 Agignan Point MRA
11740 VOICE OF AMERICA 1300-1500 250 21 Tinang PHL
12075 R.FREE ASIA 2100-2200 100 325 Agignan Point MRA  

以前３４８０kHzが聞えない、出てないと書いたが、今日１２日、信号は弱いながらも間違いなく出ている。
放送開始と終了時には局名や周波数４波もアナウンスされており、その通り出ていることが確認できた。それ以外は全て朝鮮中央放送の中継である。
Korean National Democratic Front:
2200-0400 and 0800-1400
1053MW
3480
4450
4557  

「救国の声｣無き後、同じ周波数で今は朝鮮民族民主戦線Korean National Democratic Frontが朝鮮中央放送を流している。多分1053kHzも出ているのだろうが、CBCラジオのために全く聞こえない。放送時間も0800-1400と2200-0400と言うことで短波4450と4557kHzが強力に入感している。3480kHzは出てないようだ。
全てKCBSの中継で、2850、3220、3960kHzなどとパラである。この放送に対して韓国がジャミングを出していると言うことが過去にあったが、今では聞く限りそのようなことはない、DXLD7107には1053kHzで聞こえる｢火竜ジャミング｣とこれとを混同しているようで、中国が北朝鮮の放送を妨害することは絶対ありえない。しかも中国のジャミングが出ている時間帯はKCBSは出ていない。
中国のジャミングは必ず大陸向け放送に対するものである。中波1053kHzで聞こえる｢中国之声｣以外に中国語放送が出ていることは間違いない。九州・沖縄以南の方、ぜひチェックをお願いしたい。  

先日ＷＲＴＨの日本担当編集者と会った。以前からの要望事項の一つ、北朝鮮向け放送の扱いについて、ＣＯＴＢ扱いではなく日本の項へ入れるよう再度要請した。当初から日本の海外向け放送の項(R.Japanと同じところ)へ入れるようにしているが、WRTH側で勝手に変えられてしまうとか。
今後はそう言う事のない様にこの世界も根回しが必要とのことで、送信所の経緯も含め民間団体と政府広報の二つの放送の違いをきちんと説明するように釘を刺してきた？！。日本の局が日本の送信所から出ているのに、｢その他の局｣扱いではいくらなんでもおかしいのではないかと。

政府広報｢ふるさとの風｣が始まってから｢しおかぜ｣への支援が減っており、財政的に苦しい状況だ。受信報告と共に多くに支援金をと呼びかけている。また｢しおかぜグッズ｣の更なる購入をお願いしたい。
｢しおかぜ｣は政府広報の十分の一以下の費用で毎日放送を続けています。そのことの重要性をもっと多くの人たちに知ってもらいたい。  

18日のAFP通信が、今年中に北朝鮮が国別ドメインを登録すると報じている。この報道によれば、ドメインコードは「.kp」で、The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、ICANNが今年10月の会合で承認するらしい。
北のドメインがkpになることは、中国の北朝鮮大使館のウェブサイトから推測はされていた。
記事には、1990年に設立された朝鮮コンピューターセンター（Korea Computer Center）により国内からのインターネットへのアクセスは全て監視され、承認された情報のみ閲覧可能な仕組みとなっている。コンテンツは科学技術に関するもので、アクセスすることができるのは研究所や大学機関と限られた個人のみだとされる。  more

放送時間が増えたかと思ったが、1530からの12135kHzは6日、7日と全く出てない。3日に聞こえていたのはテスト放送だったのか。
確かに9930kHzと同じ番組で、周波数アナウンスも9930kHzしかなかった。開かれた北朝鮮放送のウェブサイトにもこれと言った更新はされてない。  more

放送時間を延長すると伝えられていた「開かれた北朝鮮放送」が12135kHzで聞こえている。放送時間は1530-1630の一時間、30分番組の二本立て。多分8月から始まったのではないか。1559のアナウンスでは9930kHzのみ。
開始10分ほど前からキャリアーを出している。この手の放送がロシアから出てないことから台湾からと思われる。
今までのKWHRから平日1100-1200の放送も引き続き出ている。  

「前線哨兵達のための放送」がまた聞こえている。この放送、北朝鮮から出ており38度線にいる朝鮮人民軍兵士達の慰安所向け中継波ではないかとも言われている。
以前は1613、2625、3025kHzの３波で出ていた時期もあった。昨年も1613kHzが時々受信されていたようだ。今回3025kHzの2倍波が6051kHzで受信できたことからまたこの放送の存在が分かった。6045kHzの「しおかぜ」受信の際に分かったもので毎日2040頃放送を始め、2220頃終了している。一時間40分ほど出ているようだ。
今のところ3025.5kHzのみが使われており、これ以外の時間には受信できていない。
Frontline Soldiers Radio：
3025.5kHz 2040-2220 Korean  more

今年3月に訪朝した際に撮られた写真に写っている人が今話題になっている。そう、今も日本語アナをやっているからだ。このとき、「シン・ボム（慎範）」と名乗り、日本語放送のアナウンサーをしていると自己紹介していた。
この人が20日に帰ってくるだとか、いやもっと多くの人も・・・、選挙がらみも手伝って怪情報盛んである。別の意味からこれが第二の寺越になる恐れがあることから予断を許せないわけだ。
ウルトラCを企てたが、元工作員が逮捕されたことからシナリオが崩れてしまった。罠にはめられたと言う人まで出てきた。
日夜あらゆる工作活動をして、全国で奇妙奇天烈な事件事故が起きている。台風で予定どうり仕事が出来ない、十分注意をしよう。