海外からのラジオ放送

と言っても確認できる6250kHzの話。
この3月6日から止まっていた6250kHz「統一のこだま放送』へのジャミングが、15日1200の放送から再開されている。10日間だけクリアーに聞こえていたがまた元の木阿弥。
これまで通り1400にジャミングは止まり、放送終了の1404:00までの4分間だけはクリアーに聞こえている。

停波していた理由は分からないが、再開後は約6Hzほど上に出ている。
放送開始時刻は毎回59:08と正確に出てくる。終了はその時の番組次第で数分間、早くなったり遅くなったり。
ジャミング再開の15日1230のスペクトラム、北の電波は6250.001kHz、ジャミングは6250.006kHzに出ている。

  

13日の海外向け、相変わらず0300開始の15180kHzは無変調が続いている。当然0300の9730,9345,7220kHzは出ていない。
さらに11735kHzも止まっている。

March 13 2013 0300 VOK
15180.000 carier only
15100.000 Chinese
13760.003 Spanish
13649.995 Chinese
11735 off

6003、6015、6060kHzのスーパージャミングはやや遅れ0400:23に始まった。6060kHzについてはこれから20時間無駄な無意味な垂れ流しが続くのだろう。
11735kHzは引き続き停波している。9730、9345、7220kHzは定刻通り開始。ところが15180kHzが停波してしまった。キャリアーだけ出すくらいなら止めたほうが賢明だ。
March 13 0400 VOK
15180 off
15100.000 French
13760.003 English
13649.995 French
11735 off
9730.002 English
9345.003 English
7220.001 English

6250kHzの「統一のこだま放送」は0400の放送も引き続きジャミングはない。まさかビーコン波がジャミングの代用になるので止めてしまった？そんな訳は無いだろうと思うが。

March 13 1000 VOK
9850 off
9650 Japanese
9325 carier only
7580 Japanese
6185 English
6170 English
6070 Japanese
3250 Japanese
621 Japanese
  

引き続き海外向け平壌放送は全て止まっている。0800に再開した9345kHzはまたキャリアーのみで音声が出てこない。
March 12 0800 VOK
15244.996 Russian
13760.004 Russian
11735.002 Russian
9975.003 Russian
9650.003 Japanese
9345.000 carier only
7580.001 Japanese
7220.001 Chinese
3249.998 Japanese
621.007 Japanese

1000の9850kHz、定刻に英語放送が出てきたが。1010に無変調になった、2分後に再開したがすぐに切れてしまう、まだまだ不安定な送信機のようだ。9335kHzは終始キャリアーのみ。6185と6170kHzが停波している。
March 12 1000 VOK
9850.000 English
9650.002 Japanese
9345 cancel
9335 carier only
7580.000 Japanese
7220 cancel
6185 off
6170 off
6069.990 Japanese
3249.997 Japanese
621.005 Japanese

6250kHzの「統一のこだま放送」、連日ジャミングも無くクリアーに聞こえている。一日3回の放送すべてに、韓国からのジャミングが出ていない。

Cancelled transmissions "Voice of Korea" in Korean, "Pyongyang Pangsong" effective from Febuary 1
0300-0350 9730, 9345, 7220, 3250, 621
0700-0750 9345, 7220
0900-0950 15245, 13760, 11735, 9975
1200-1250 9345, 7220
1300-1350 9325, 6170, 3250, 621
  

毎日のように北朝鮮の停波事故は書いているが、どうも海外向け放送のうち、平壌放送だけは停電で止まるのではなく、放送そのものが中止されたようだ。

2月1日以降、0300開始の「朝鮮の声」は、8波のうち9730、9345、7220kHzがいつも出てこない。0400の英語放送から聞こえだす。この後の平壌放送も全てその時間だけ停波している。このことから海外向けの平壌放送は中止されたとみてよいだろう。

このため海外向け朝鮮語放送は、一日6回の朝鮮中央放送だけとなった。
中止された海外向け朝鮮語放送、平壌放送は、
Cancelled transmissions "Voice of Korea" in Korean, "Pyongyang Pangsong" effective from Febuary 1
0300-0350 9730, 9345, 7220, 3250, 621
0700-0750 9345, 7220
0900-0950 15245, 13760, 11735, 9975
1200-1250 9345, 7220
1300-1350 9325, 6170, 3250, 621

3月11日のVOKは、15180と9335kHzは定刻に電波は出ているが、音声が出ていない。これ以外は正常に聞こえている。
9335kHzは1300の英語放送から音声が聞こえている。

6250kHzの統一のこだま放送は引き続きジャミングがない。毎日各時間ともクリアーに聞こえている。自衛隊のビーコン波は出ている。

  

ここしばらくVOKも停波も無く順調のようだ。ただ平壌放送だけが出ていないのは意図的にスケジュールが変更されたとみてよいだろう。2月1日以降、朝鮮中央放送の番組はすべてキャンセルされたことになる。
それ以外の言語周波数は停波することなくすべて聞こえている。ただ10日1100の7220kHzは中国語が出てこない。0950の朝鮮中央で停波したままだ。

そして9850kHzのグループの送信機もメンテナンスが終了したようで、正確な周波数に出ている。
March 10, 1100 Voice of Korea
9850.001 French
9650.005 Japanese
9344.997 Chinese
9335.000 French
7580.000 Japanese
7220 off
6185.000 French
6170.001 French
6069.994 Japanese
3249.997 Japanese
621.026 Japanese

March 10 1300 VOK
12015.000 English
11710.005 English
9850.001 Chinese
9335.000 English
9325 cancel
7570.003 English
6185.000 Chinese
6170 cancel
3250 cancel
621 cancel
6250.000 EOU, No jamming

March 10 1400 VOK
12015.000 French
11710.005 French
9850.001 Korean
9335.003 French
9325.000 Russian
7570.003 French
6185.000 Korean
6170.000 Russian
3249.997 Russian
621.023 Russian

March 10 1500 VOK
12015.000 English
11710.000 English
11545.001 Arabic
9990.002 Arabic
9335.005 English
9325.000 Russian
7570.003 English
6170.000 Russian
3249.997 Russian
621.020 Russian
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毎日北朝鮮向けに放送されているいくつかの朝鮮語放送、これらの放送局がこのほど、「北朝鮮の人権と朝鮮半島の平和を解決するには、北朝鮮政府を変えなければならない」と合同で声明を出した。

3月に入り矢継ぎ早に北朝鮮は戦争をけしかけている。子供が駄々をこねているより始末が悪い。3月5日には "朝鮮人民軍最高司令部スポークスマン声明"を使って、停戦協定を白紙化し、板門店代表部の活動を全面的に中止すると宣言した。6日には労働新聞が、 "精密核攻撃手段として、ソウルだけでなく、ワシントンまで火の海にするだろう"と脅してみたり。7日には外務省スポークスマンが "第2の朝鮮戦争を避けるのが難しくなった"とか "アメリカの核で先制打撃することができる"と脅しをかけている。

対北放送協会声明「대북방송협회 성명」は3月8日付で、北朝鮮改革放送、開かれた北朝鮮放送、自由北朝鮮放送、自由朝鮮放送が名を連ねている。

  

6250kHzで毎日一日3回、各2時間放送されている「統一のこだま放送」には韓国からのジャミングが出ている。
しかし3月6日、水曜日の放送から、ジャミングが全くない。ただ上側波帯にビーコン波が出ていることには変わりない。これは自衛隊の電波でジャミングではない。
一日3回、2200、0400そして1200の放送すべてがクリアーに聞こえている。

3月9日のスペクトラムを見てもジャミングのないことがよくわかる。6280kHzはSOHへのジャミングが垂れ流しになっている。肝心な6240kHzはクリアーに聞こえている。



北朝鮮のスーパージャミングはその後も変化はなく、妨害対象の局が出ていない6060kHzへは20時間もの垂れ流しが続いている。
  

このところいきなり停波と言うことが少なくなったようだ。
海外向け放送で出ていた平壌放送はその後も出る気配はなく、その時間だけ電波は止まっている。一回約50分の放送は必要ないと中止したようだ。

同じく海外向けの朝鮮中央放送はこれまで通りの時間に放送されている。

  

2月26日の0300の放送は一波聞こえるのみ、15100と13650kHzは終了近くに音声が出てきた。

15180.000 Spanish
15100.001 carrier, 0650-Chinese
13760 off, Spanish 0340-
13649.995 carrier 0650-chinese
11735 off
9730 off
9345 off
7220 off

0400の海外向けは8波全て出てきた。2月に入り連日このパターン、やはり「朝鮮の声」からの平壌放送は無くなったとみてよいだろう。
と言うことで実際に出ている海外向けはこうなる。
  

日本語放送に関しては1月17日以降停波することは無くなったようだ。
しかしスケジュールにある平壌放送が全て止まっている。昨日出てきた15180kHzがまた止まるなど不安定極まりない状況が続いている。
25日0300の開始時は、15180、9730、9345、7220kHzの4波が停波している。0400は15180kHzのみ止まっている。

これまでの受信状況から、まだ未整備の送信機は、日本語にも使われている
15180～9650～11710～11910～9650
9730～9975～9850～9990～9975
6100～6070～6100
以上3台と思われる。
周波数の安定度は飛躍的に向上しているが、音質の悪さ、ジャミングが一緒に聞こえるなど送信設備の不備は何も変わっていない。

February 25 0400 VOK
15180 off
15100.000French
13760.004 English
13649.996 French
11735.002 English
9729.963 English
9345.004 English
7220.000 English

11679.999 KCBS
9665.003 KCBS
6400.000 PBS
6250.000 EOU
6101.273 KCBS

引き続き朝鮮語放送だけが止まっている。まだアナウンスは確認していないが、海外向けのスケジュールを変更したのか。
February 25 1300 VOK
12014.995 English
11710.000 English
9849.964 Chinese
9335.005 English
9325 off
7570.001 English
6185.000 Chinese
6170 off
3249.997 carrier only