2024年04月16日

AWR Korean

短波放送が衰退する中にあって、朝鮮半島向けの放送だけは増えることはあっても減ることはないようだ。このうち、AWRの韓国語放送が確認できるだけで毎日6時間放送されている。
AWRのウェブサイトにあるA24スケジュールでは7時間放送しているようだが、1730の15530kHzは確認できない。しかし30分早い1700-1800の一時間15530kHzでキャリアーだけが毎日出ている。この電波グアムではなくスリランカと思われるが、音が聞こえない。
WRTHでは1830のグアムからの放送が載っていない。グアム島からの放送は開始時に使用言語や周波数周波数アナウンスが出ている。

A24 AWR Korean
1200-1300 15515 orz
1630-1730 9445 sda
1800-1900 9900 sda
1830-1930 15530 sda
1900-2000 15490 trm
2000-2100 9900 sda

1700-1800 15530 trm Carriers only !!!!

  
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2023年05月07日

北朝鮮のジャミング

毎日放送している「しおかぜ」へのジャミングはここ半年以上で亡くなったようだ。それ以外の朝鮮語放送にはその多くにジャミングがかけられている。
そしていわゆる「スーパージャミング」と称している「人民の声放送」と「希望のこだま放送」にかけられているジャミングに、この5月3日から異変がみられるようになった。
これまで無意味な垂れ流しになっていた6048kHzが居なくなり、5920kHzへ変更された。ここにはVOFが出ておりそれを妨害するためであろう。このため1300の「しおかぜ」が聞きづらくなってしまった。
その一方で、5995kHzのジャミングはなぜか10kHzダウンしている。これも5月3日からで、このため5995kHzの「希望のこだま放送」がクリアーに聞こえている。
また4885kHzに関しては上下5kHzにもジャミングのピークがあり、3波ならんで出ているように見える。ジャミングの出ている時間はこれまでと大きな変化はなく、すべての周波数が0300前に開始、2400に停波している。
3480と7720kHzは通常のジャミングが出ていると思われる。4560kHzへのジャミングは出ていない。

2023年5月3日から出ているスーパージャミングの周波数は、
3910、3930、3985、4450、4880、4885、4890、5920、5985、6015、6250、6350、6520、6600
(5985kHzは5月9日、5995kHzに戻っている。)

VOHとVOPはこれまで通り4週ごとに放送時間を切り替えている。

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2022年04月22日

殉教者の声

「殉教者の声」はこれまで朝鮮語の短波放送が行われているが、4月に入ってから英語の放送が追加されている。Voice of the Martyrs Koreaとアナウンスしており、毎日放送されている。
1500-1530に11620kHzで良好に受信できる。朝鮮語放送はタシケント送信とオーストラリアからも毎日放送されている。今回の英語放送は受信状況などからオーストラリアからと思われる。

Voice of the Martyrs Korea
0930-1000 AUS 9580 Korean
1200-1230 UZB 15550 Korean
1500-1530 AUS 11620 English
1530-1600 UZB 7530 Korean
2100-2130 UZB 7550 Korean

KTWRもウクライナ語放送を始めている。4月18日から開始されており、強力に受信できる。1601からISが流れ1700:30に終了している。

  
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2021年10月30日

KBS World 大幅削減

すでに日本語放送でも報じられているように10月31日から短波放送が縮小される。日本語のみならず、各言語にわたって削減されている。

7275kHzではこれまでの一日6時間30分から、4時間に、9805kHzは廃止、英語の放送時間はこれまでと同じである。
韓国語も延べ4時間削減されている。インドネシア語は半減された。
外国局からの送信も変更はない。

1170kHzの放送時間に変更はない。

RFAのサイトにもB21スケジュールが掲載されたが、一部言語のFNP表記が抜け落ちている。

例年11月に周波数変更を行っている新疆人民広播電台が、今回は10月下旬に4MHz帯へ移動している。
  
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2021年08月03日

CDNK / SAE NALA

北朝鮮向け放送のCDNKとSAE NALAは放送していないという情報もあるが、実際にはそれぞれ週三日間これまで通り放送されている。
ただ開始当初とは違う周波数に出ており行方不明扱いにされたようだ。
SAE NALAは日・火・木の三日間、同波のCRI日本語放送終了後、強力に聞こえている。

CDNK North Korean Democratization Committee
1400-1430 9900 TAC 100 kW / 076 Korean Tue/Thu/Sat. (ex.7580)

Sae Nala Pangsong
1600-1630 9585 TAC 100kW / 076 Korean Sun/Tue/Thu (ex. 7505)

CRIの北京572台からの放送が7月26日から一部を残しほとんど停波している。同じく金華送信所831台の一部も止まっている。今回の停波はかなり大規模で、CRIの短波周波数の約15%が止まっている。

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2021年07月02日

RFA Korean

自由アジア放送朝鮮語は7月1日からさらに放送時間を一時間追加している。すでに5月から台湾送信で追加しているが今回も引き続き台湾送信で1300からも一時間放送されている。

A21 Foreign relays on SW through facilities in Taiwan, July 1 ~ 2021
6110 1500-1730 Furusato no Kaze/Nippon no Kaze, Korean/Japanese
9450 1430-1458 Furusato no Kaze, Japanese
9455 1300-1328 Nippon no Kaze, Korean; 1330-1357 Furusato no Kaze, Japanese
9470 1600-1630 Furusato no Kaze, Japanese
9475 1200-1458 National Unity Radio, Korean
9560 1300-1400 RFA, Korean, July1 ~
9580 1200-1258 RFA, Korean
9650 1300-1359 Su. RFI, Vietnamese
9670 1230-1259 Radio DLSN, Vietnamese
9685 1500-1559 Nippon no Kaze, Korean
9705 1330-1357, 1430-1459 Furusato no Kaze, Japanese
9940 1300-1328 Nippon no Kaze, Korean
11820 0100-0200 Sa. AWR, Vietnamese
15250 0030-0130, 0200-0300 RFA, Burmese

  
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2021年06月06日

21485kHzビルマ語

昨日から17800kHzで始まったビルマ語の新局、今日6日はもう一つの周波数21485kHzへ出てきた。1130-1200の放送で、マダガスカル送信である。その昔オランダ放送の常用周波数であった。その時と同じ送信所からのビルマ語放送である。

消息筋によれば、土日以外にも放送されることもあるらしい。毎日の放送を目指している。1130-1200の30分間、ジャミングを避けるため一日おき、あるいは17800か21485kHzのいずれかを使用する予定。

1130-1200 Sa.Su. or daily New Burmese station
17800 or 21485kHz MGB via MDC

June 5 Sa. 17800kHz
June 6 Su. 21485kHz
June 9 W. 17800kHz
June 12 Sa. off the air

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2021年03月24日

6160kHz Korean

何かと変動の激しいこの時期、北朝鮮も動きを見せているようだ。毎週月曜日にスーパージャミングの周波数も韓国のVOHに合わせ変更している。そして6135kHzが22日からまた出ていない。

ところが23日から6160kHzで「朝鮮中央放送」が終日出ている。信号は強力である。その一方で6400kHzが出ていないが、これまでにも停波することが頻繁にあったので何とも言えない。
ただ2日続けての停波はほとんど例がなく、ひょっとして周波数を変更したのかもしれない。

6160kHz 2100-1800 Pyongyang BS (ex.6400kHz ???????????)

  
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2021年03月06日

7580kHz Korean

3月2日1400から「CDNK北朝鮮民主化委員会」とアナウンスの出る朝鮮語放送が聞こえている。初日2日は1356:40にキャリアーを出し、1357に一瞬音楽が流れたがすぐに無音となった。1400の女性アナウンスで放送が始まった。 1428:45に停波した。

放送は火木土の週三日である。2回目3月4日の放送はすでにジャミング?が出ておりほとんど聞き取り不可能である。送信サイトはタシケントからとされている。

2021年3月2日初日の放送。開始から終了までの録音。


CDNK in korean
1400-1429 Tu.Th.Sa. 7580kHz via TAC ????
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2021年02月02日

VOH & VOP

毎週月曜日にスケジュール変更を行っている「希望のこだま放送」VOHと「人民の声放送」VOPは4週ごとに同じ周波数と時間で放送している。
周波数を変えているのはVOHのみで、VOPは放送時間の変更のみで、周波数変更はない。両放送とも20時間放送でそれぞれ6波が使用されている。ただA20までは3480kHzも変更していたが、B20では変更がない。
放送時間はVOH、VOPとも同じである。5週目のある月は一週目と同じスケジュールで放送されており、二週間同じである。

北朝鮮のいわゆるスーパージャミングはVOHの4885、9100kHzとVOPの3480kHzには出ていない。ただ3480kHzには別タイプのジャミングが出ているが弱く全く影響はないようだ。
その一方で4455、6045kHzなど放送のない周波数にスーパージャミングを出しているなど異常事態が何年も続いている。

1st, 5th week of every month
VOH 0300-2300 3980 5990 6348
VOH 0700-0300 4885 6250 9100
VOP 0300-2300 3480 3910 6520
VOP 0700-0300 3930 4450 6600

2nd week
VOH 0400-2400 3985 5995 6350
VOH 0800-0400 4890 6255 9105
VOP 0400-2400 3480 3910 6520
VOP 0800-0400 3930 4450 6600

3rd week
VOH 0500-0100 3990 6000 6355
VOH 0900-0500 4885 6250 9100
VOP 0500-0100 3480 3910 6520
VOP 0900-0500 3930 4450 6600

4th week
VOH 0600-0200 3985 5995 6350
VOH 1000-0600 4880 6245 9095
VOP 0600-0200 3480 3910 6520
VOP 1000-0600 3930 4450 6600
  
Posted by Hiroshi at 10:14Comments(0)S.N.Korea