2014年05月24日

5月23日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9950kHz、珍しくジャミングが全くない。台湾からの電波も強く、受信状態は極めて良好である。拉致問題インフォメーションは、4月29日に政府拉致問題対策本部、神奈川県、横浜市、 川崎市、相模原市の共催で開催された拉致問題啓発演劇公演舞台劇「めぐみへの誓い-奪還-」横浜公演での古屋拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
ニュース解説は「習近平国家主席の韓国訪問についての動き」について。今週の一曲は、朝鮮語が光GENJIの「パラダイス銀河」、日本語放送は1972年のヒット曲小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」、ついに放送終了までジャミングの出ることはなかった。

そして1330の「しおかぜ」は6135kHz、昨日からVOFへのスーパージャミングが出ており受信状態は総じて悪い。八俣の電波はそれなりに強いが、いかんせん北朝鮮のジャミングも強い。この周波数になってちょうど一ヶ月、もう周波数を変更してもいい時期だ。金曜日は一時間朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この時間も今日23日はジャミングが無い。懐かしい日本の歌「肩たたき」で番組開始。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2014年4月17日、26日、5月5日、14日と同じ内容である。4月17日放送分から最後の周波数アナウンスが差し替えられている。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは分からない、というよりも出ていないようだ。受信状態は良好である。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、今日で三日続けてジャミングが無い。6135kHzへのジャミング転用で「しおかぜ」に出せなくなったのか、そんなことはあり得ない。金曜日は一時間朝鮮語が出ている、先週あたりから男声アナが変わっている。一つ気になるのがJSRと聞こえない点だ。1626:22と1656:24に「日本政府からのメッセージ」が出ている。そのメッセージから終了までの録音
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