29日は電力も有り余っているのか、9950や6135kHzへは1200過ぎからジャミングを出している。こんな時に限って放送が始まると止まったりして。
1300の9950kHzはそんなこともなく激しいジャミングの中、朝鮮語放送から始まっている。後半1330は「ふるさとの風」、内容の聞き取りはかろうじてできる。今週の一曲はなし。
1330の「しおかぜ」は6135kHz、八俣からの電波は強くジャミングを制圧している。予想通りというか、放送開祖直後からピコピコジャミングは停波を繰り返している。中国語放送がクリアーに聞こえている。後半1400からは朝鮮語による失踪者・拉致被害者の氏名読み上げが出ている。ジャミングはバックで時々聞こえるのみ、受信状態は良好である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはかなり強い、90秒遅れで頭切れで始まった。懐かしい日本の歌は「春の歌」で開始。続いて拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月に家族全員死亡と北朝鮮は発表している。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2013年2月の収録で。お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージも同じ。2013年9月16日東京で開かれた国民大集会から明弘さんの訴えが代読で出ている。続いて2013年2月20日兵庫県での「拉致問題を考える国民大集会in兵庫・神戸」から有本嘉代子さんの訴え。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、グループサウンズ全盛時代だった大ヒット曲。番組本体は2014年4月2日まで同じ内容である。11日以降の番組は、政府認定被害者の氏名アナウンス以降が差し替えられており周波数アナウンスも新しくなっている。この番組は2014年4月11日、20日と同じ内容である。