2014年04月13日

4月12日「しおかぜ」

1300台の朝鮮語はかなり激しいジャミングに犯されている。番組内容の聞き取りは何とかできるレベル。しかし1310過ぎにジャミングは停波、クリアーに受信できるようになった。1316にまたジャミング再開聞きづらくなった。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、今日もジャミングは出てこない。5日連続でジャミングの無い「しおかぜ」である。9950kHzへのジャミングとは違うタイプが出ていたが、送信機のトラブルか、停電で出せないのかいずれにしろジャミングなしは結構なことこのまま続いてほしい。12日土曜日は朝鮮語放送から、後半1400は日本語放送、どちらも先週と同じ番組が出ている。
3月26~28日に行われた一万キロ現地調査第20回愛媛高知編が出ている。朝鮮語放送もメッセージは日本語のまま流されている。
1971年失踪の山下綾子さんと1962年失踪の二宮喜一さんへメッセージ。
1991年失踪の大政由美さんへお母さん悦子さんからのメッセージ。
1981年失踪の永本憲子さんへおばさんから、1986年失踪の亀谷博昭さんへ、お母さんからのメッセージ。
福留貴美子さんへのメッセージは高知県立山田高校時代の同期生3人から、福留貴美子さんは騙されて北朝鮮に入国、よど号ハイジャック犯岡本武の 妻になった。2人の子供は帰国している。調査会発足以前から北朝鮮での存在が確認され、警察庁が一昨年発表した868人の中でも1人だけ別扱い、福留さんは調査会設立前から救う会で拉致の可能性が高いとされてきた、いわゆる「救う会認定」で政府認定者のリストにも特定失踪者のリストにも入っていない。警察の扱いも謎の多い人。
「救出への道コーナー」は去る3月16日からジュネーブで開催された国連人権理事会の模様の報告。1352:52と1422:26に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容も新しく、ふるさとの風の周波数も更新されている。
「しおかぜ」の周波数アナウンスも新しくなっている。日本時間22時30分は5985、6020、6135kHzのいずれか。午前1時は6090、6165kHzのいずれかで放送をする。これまでは各時間とも3波を切り替えていたが、2回目の放送は2波の切り替えとなった。一時間全くジャミングの出ることもなく、極めて良好な受信ができた。

1430に「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzから移動しかなり強い、受信状態はあまりよくない。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したと、にわか死亡通知書でとても信用できる内容ではない。この事案も北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、新しい政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組はメッセージの更新もなく、本体は2013年11月19日、28日、12月7日、16日、25日、2014年1月3、12日、21日、2月8日、17日、3月7日、16日、25日、4月3日と同じ内容である。最後の周波数アナウンスだけは更新されている。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、開始直前にジャミングを出している。パラオの電波も強く受信状態は概ね良好である。番組は昨年11月以降同じ内容であるが、最後の周波数アナウンスは差し替えられている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、今日もこの1600台の放送にもジャミングは出てこないようだ。CRIの混信がバックでかすかに聞こえるのみである。1330の5985kHzと同じ朝鮮語と日本語放送が出ている。受信状態は良好である。
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