2014年04月08日

4月7日ふるさとの風

1300の9950kHz、今週で通算352週目の放送となる。以前のおかしな朝鮮語ではなく今までよりは聞きやすい女声になっている。ジャミングはかなり強いが、聞き取りは十分可能である。
後半1330の「ふるさとの風」もほぼ同じ状態である。ニュース解説は「北朝鮮のミサイル発射と核実験の可能性について」、ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージで2014年4月収録である。
朝鮮語今週の一曲はチェッカーズの「夜明けのブレス」、日本語は研ナオコの「ラララ」、これらの曲はいずれも2年前に登場している。
1357に番組終了、あとはジャミングだけが鳴り響いている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、いつものジャミングが1315:33に出てきたが、あまり大きな影響はない。月曜日は失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、1413に9950kHzからジャミングが移ってきた。パラオの電波も強く聞き取りは十分できる。なつかしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからで2014年2月28日の収録で新しくなっている。1444:45にジャミングが聞こえなくなった、止まってしまったようだ。以降クリアーに聞こえている。弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

この番組は2013年11月14日、23日、12月2日、11日、29日、2014年1月7日、16日、25日、2月3日、12日、21日、3月2日、11日、29日と同じ内容といいたいが、きょう4月7日から一部メッセージが更新されたこと、最後の周波数アナウンスが9960kHzにこれも変更されている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは出ているが弱くて影響はない、聞いていてもほとんどわからない。1330の5985kHzと同じ番組で失踪者の氏名が読み上げられている。受信状態は良好である。

同じく1600の「ふるさとの風」は9960kHz、A14からパラオ送信に変更されている。1430と同じ番組が出ている。きょう4月7日放送分から一部メッセージが新しい録音に、そして周波数アナウンスも変更されている。
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