2014年04月01日

3月31日ふるさとの風

1300台の9950kHz、相変わらずジャミングの中朝鮮語と日本語が出ている。今週で通算351週目の放送となるはず。台湾からの電波も強く聞き取りは十分できる。ニュース解説は「日米韓三国首脳会談」について。ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さんの斎藤文代さんから、続いて松木照代さんからのメッセージ2014年2月28日の収録した。
日本語今週の一曲は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、一か月ぶりにまた登場した。1354から周波数アナウンスがあり、新しい周波数をアナウンスしている。
日本語放送は1330-1357は9950kHz、1430-1500と1600-1630は9960kHzをアナウンスしている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、昨日から周波数を変更している。信号は強力、受信状態は極めて良好である。月曜日は失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げが出ている。一時間ジャミングの出ることもなくローカル局並みに聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが結構うるさい、受信状態は悪い。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」と述べていたことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようと偽装工作をしているのに他ならない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんから。2014年2月14日までは2013年収録といっていたが、3月13日以降は2014年収録で新しくなっている。同じくお兄さん本田勝さんからのメッセージも新しくなっている。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなど。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、これだけは過去何年も前から使われている。従ってこの番組は2014年3月13日、22日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHzのみとなった。長年使われた9780kHzは昨日を最後に出てこない。1430と同じ周波数のためそのままジャミングが居座っており受信状態は悪い。せっかく周波数を変更しながら、この時間に関してはかえって出だしが悪くなっている。しかし1612:45にジャミングは停波、以降受信状態は良くなった。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、昨日同様強力に入感している。受信状態は極めて良好である。1330の5985kHzと同じ番組が出ている。

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