1300台の9950kHz、22日も台湾送信は強力である。ジャミングは全く聞こえない。朝鮮語、日本語放送ともにクリアーに聞こえている。朝鮮語今週の一曲はチェッカーズの「あの娘とスキャンダル」。日本語放送今週の一曲は1963年のヒット曲、弘田三枝子の「悲しきハート」である。
1330の「しおかぜ」は6135kHz、周波数を変えて3日目、まだジャミングは無い、今までの5910kHzへ垂流しが続いている。1315:31に出現、1339:28に停波している。6003kHzへの同種のジャミングも同時に止まっており、停電による停波と思われる。1429:05に再開、1440まで垂流し。
22日土曜日は朝鮮語放送から出ている。1337、1339に数秒間ノイズが出てきたが、ジャミングとは違うようだ。受信状態は良好である。1352:52に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400は日本語放送、6145kHzのジャミングの被りがかなりある。北朝鮮が米韓軍事合同演習を黙認したというニュースから。特定失踪者問題調査会に特別調査班ができたことなど。
受信状態が悪く聞き取り困難である。1424:35に緊急放送ISが出て日本への連絡用電話番号、メールアドレスなどが紹介されている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、若干ジャミングの出ていることが分かがこれは9955kHzのWRMIに対するもの。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これらは2013年6月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2013年11月15日、24日、12月3日、21日、30日、2014年1月8日、17日、26日、2月4日、13日と同じ内容である。