2014年01月26日

1月25日「しおかぜ」

25日、土曜日の9950kHzは昨日同様強力に聞こえている。ジャミングは聞こえない。おそらく出ていないと思われる。この時間は朝鮮語日本語放送ともに毎日同じ番組が出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは出てこない、朝鮮語放送が出ている。下からの混信が強く受信状態は悪い。後半1400からは日本語放送、混信もなくなり幾分受信状態は良くなった。ジャミングは全く出ていない。しかし逆に上からの混信もあり受信状態の改善は期待できなかった。
1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くないパラオからの電波は強力である。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからで2013年2月4日の収録。弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

この番組は9日前の2013年11月14日、23日、12月2日、11日、29日、2014年1月7日、16日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、いつもよりかなり信号が弱い。それでもジャミングも全く聞こえず、聞き取りはできる。周波数は約100Hz低く出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は5910kHz、この時間も25日はジャミングがない。6015kHzへのジャミングは確認できるので完全にスキップしているわけでもなさそう。電波が出せない状況のようだ。早い話が停電しているということだろう。1622:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1630は日本語放送、引き続きジャミングは無いがフェージングも強くやや聞きづらいかも。中国国境付近で住民が強制移住させられているというニュース、北朝鮮の穀倉地帯で昨年5月、数千人が餓死したという。収穫した食料が強奪されているという。
救出への道コーナーでは、ふるさとの風コンサートでの「あなたを忘れない」が流れている。1652:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この後緊急放送ISが出ていつものように日本への連絡用電話番号などがアナウンスされている。


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