2014年01月18日

1月17日「しおかぜ」

17日の台湾送信、1300の9950kHzは全く聞こえない、信号は確認できるが、音の聞こえるレベルには程遠い受信状態である。1330の日本語も全く分からない、たまにはこんな日もあるだろう。

1330の「しおかぜ」は昨日から周波数が変更されている、15日まで使われていた5910kHzには1301:08にジャミングが出てきたが1334:53に止まっている。17日金曜日は今年初めての英語放送が出ている。800Hz上のビートがかなり強い、1400からはロシアの混信もなくなり受信状態は良好である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強力で、ジャミングも全く聞こえない。約40秒遅れで英語から出てきたがすぐに入れ替わった、相変わらず停波もあるが、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これらは2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、最近ではこの8月にも登場している。1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2013年11月15日、24日、12月3日、21日、30日、2014年1月8日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、いつもは強力に聞こえるこの時間も17日は全く弱い、ジャミングは聞こえないので日本語の聞き取りはできる。それにしても弱すぎ。

同じく1600の「しおかぜ」はまだジャミングは無い、今までの5975kHzへは1526にジャミングを出している。周波数変更の情報はまだ得ていないようだ、こうなると実際に短波放送を聞いていないことになる。5975kHzのジャミングは1641:33に突然止まった。
昨日からの周波数はクリアーに英語放送が聞こえている。1625:22と1655:24に「日本政府からのメッセージ」が出ている。10kHz下のVOR英語の方が強い。
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