北朝鮮のいわゆるスーパージャミングの様子が少し変化しているようだ。2~3波まとめてのON-OFFはこれまでと変わりないが、その中の一波だけが他の周波数へ移動するなどきめ細かくなってきた。
6250と6348kHzへのスーパージャミングは同時に行動をしている。ただ0603にスーパージャミングへ切り替わるまでの6348kHzへは明らかに別送信機から、上下31kHz間隔にスプリアスを出しているノイズジャミングが出ている。
6003と6015kHzはこれまで通り0356頃同時に出てくる、6600と6518kHzも共同行動をしている、ただ6600kHzへは0444:41に「しおかぜ」へのジャミングと同じものを出している。したがって6600kHzはジャミング2種類が出ていることになる。
1月16日、スーパージャミングの出現の様子。
6003, 6015 0356:34-スーパージャミング出現、0000:50に停波。途中6003kHzへのジャミングは1300過ぎには確認できない、これと引き換えに6135kHzで聞こえ出す。
6317, 6348, 6379 0356:15-0438:28, 0451:43-0603:05,
6250, 6348 0603:08-スーパージャミング出現。6250kHzは1528:40に停波した、そして6275kHzへ1528:53に出現。
6348, 6379, 6410 0441:41-0451:43、ノイズジャミングとスプリアスの出ている周波数、0555希望のこだま放送開始。
6518, 6600 0455:48-スーパージャミング出現、0458人民の声放送開始。2302:09に停波した。
6135 1300-1858:38 スーパージャミング出現。この後6003kHzへ瞬間移動した。
6275 1528:53-スーパージャミング出現。FNKの方が強い。1630に6250kHzへ瞬間移動した。
6250 0603:08-1528:40, 1630-2159:44 スーパージャミング。2142:35に「統一のこだま」キャリアー出現。三つ巴状態。2159:44スーパージャミング停波。
6003と6135kHzは同じ送信機からのジャミング。
6250と6275kHzも同じ送信機から。