これまで「しおかぜ」の周波数変更は一か月以上たたないと変更されなかった。しかし今回はわずか三週間ほどでまたもとの周波数へ変更された。12月4日の6140kHzへ変更されたが19日からジャミングの洗礼を受けていた。しかしほとんど影響はなかった。6140kHzは1330のロシア語がクリアーに聞こえている。
12月26日に変更された周波数は、近隣からのOTH波が出ている時間が多く却って受信状態が悪い。26日木曜日は朝鮮語番組が出ている。先週20日の金曜日と同じ番組が出ている。1402:57と1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。ということでこの一週間の間に英語放送は出てこなかったことになる。
Shiokaze, December 20~26
1330-1400, 1600-1630
1...... Japanese
...4... Chinese
......7 Korean
1330-1430, 1600-1700
..3.... Japanese
.2..56. Korean
1400-1430, 1630-1700
1..4... Korean
......7 Japanese
1300台の9950kHzはいつものようにジャミングもなく、朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組の繰り返しである。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、30遅れの頭切れで開始。受信状態は良好である。11月から懐かしい日本の歌の組み合わせが変更されている。9日前の放送と同じ番組という構成は変わらない。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致され、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2011年10月19日収録のお兄さん孟さんからのメッセージと、2012年7月16日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録。
縫製会社に勤めていた同僚だった友人ら二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、いずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」、過去幾度も登場している曲である。
貴男はもう忘れたかしら
赤い手拭い マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
一緒に出ようねって 言ったのに
いつも私が待たされた
洗い髪がしんまで冷えて
小さな石鹸 カタカタ鳴った
貴男は私の体を抱いて
冷たいねって 言ったのよ
若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴男のやさしさが 恐かった
貴男はもうすてたのかしら
24色のクレパス買って
貴男が描いた 私の似顔絵
うまく描いてねって 言ったのに
いつも一寸も 似てないの
窓の下には神田川
三畳一間の小さな下宿
貴男は私の指先見つめ
悲しいかいって 聞いたのよ
若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴男のやさしさが 恐かった
この番組は2013年11月11日、20日、29日、12月8日、17日と同じ内容である。