3日1300からの「イルボネパラム」朝鮮語放送は強力かつクリアーに入感している。昨日の受信状態がうそのようだ。台湾からの電波は9745kHzの復興広播電台とともに元気がいい。朝鮮語放送今週の一曲は「大きな栗の木の下で」、この曲2012年1月の日本語放送今日の一曲にも使われていた。
(1)
大きな栗の木の下で
あなたとわたし
なかよく遊びましょう
大きな栗の木の下で
(2)
大きな桜の木の下で
あなたとわたし
なかよく遊びましょう
大きな桜の木の下で
(3)
大きな椰子の木の下で
あなたとわたし
なかよく遊びましょう
大きな椰子の木の下で
1330の「ふるさとの風」も昨日とは打って変わり受信状態は極めて良好である。ニュース解説は12月2日収録のもの、北朝鮮の米国に対する積極姿勢について。昨日とは違う内容である。ということで334週の番組は3日からということになる。こうなると2日は放送するソースを間違えたということも考えられる。
拉致問題解説は2002年に帰国した5人について。ふるさとの声は拉致被害者有本恵子さんへ、2013年3月20日に収録したご両親からのメッセージが出ている。
今週の一曲はなつかしい日本の歌「海」である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強力で、ジャミングも全く聞こえない。受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然、2004年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これらは2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、最近ではこの8月にも登場している。1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです