2日からまた新しい番組が出ている。今週で通算334週目の番組となる。しかしすでに台湾からの電波はスキップ状態、内容を聞き取るには弱すぎる。それでも朝鮮語の今週の一曲は何とか「大きな栗の木の下で」とわかる。
1330の「ふるさとの風」は12月10日からの「北朝鮮人権侵害啓発週間」の案内から。拉致問題インフォメーションは10月28日鳥取市米子コンベンションセンターで開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集いin米子」から、拉致被害者家族飯塚繁雄さんからの訴えをダイジェストで。松本京子さんのお兄さん松本哉さんからの訴え。続いて11月9日に佐賀県で開催された国民の集いin佐賀について。アレ昨日と同じ番組ではないか。
ニュース解説は「イラン核問題と北朝鮮」やはり先週と同じ番組である。そして今週の一曲は1972年のヒット曲天地真理の「ひとりじゃないの」、ついに新しい番組は出なかった。一応朝鮮語だけは今週の一曲は違っていたが、日本語放送はすべて先週と同じである。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは確認できない。その分受信状態はまずまず、何とか聞き取りは可能である。月曜日は失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。1358:50と1425:36に日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない、聞こえない、パラオからの電波も強力である。受信状態は極めて良好である。
懐かしい日本の歌は「お馬」で始まった。拉致問題解説は松木薫さんについて。一部新しい収録メッセージが使われている。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯に増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、松木さんのお姉さん斉藤文代さんからで2013年2月4日の収録。弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん
2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
春はまだ遠い最果ての ここは北の国
誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は9日前の2013年11月14日、23日と同じ内容である。