2013年07月23日

北朝鮮ジャミングも停波中

といってもすべてが止まっているわけではない。「しおかぜ」や「ふるさとの風」には最優先でジャミングがかけられている。
その一方で何も出ていない周波数への垂れ流しを続けているなど、やっていることが支離滅裂。7月20日以降、いわゆるスーパージャミングの内、3912、3985、6003、6015kHzが出ていない。本来の「人民の声」「希望のこだま」「KBS韓民族放送」がクリアーに聞こえている。
北朝鮮は宗教局を含めすべての朝鮮語放送にジャミングをかけている。

海外向け「朝鮮の声」も引き続き2波の停波が続いている。23日は0700以降の9650と9445kHzが止まっている。同じ送信機がすべての時間止まっているわけではなく、特定の時間だけ出ていないことから、メンテナンスなどではなくただ単に停電で電波が出さないだけのようにもみえるが。

3912と3985kHz、そして6003と6015kHzは同時にジャミングが出てくる周波数、この4波が全時間止まっているのはなぜだ、停電だけではなく別の要因もありそうだ。

Voice of Korea
July 23 0800~0900~
9650 off
9445 off

July 23 1000~1100~
9650 off
1000台は9650kHz以外はすべて聞こえている。
1300台は、海外向けは6波が使われているが全てON AIR。ジャミングと各言語がミックスしているの変わりない。

VOKはこれまでWRNからオンデマンド放送を行っているが、実際の短波放送を受信した品質の悪いソースだった。
ところが7月19日以降衛星ラジオと思われるノイズのない音声が出ている。しかしローカットされた電話回線並みの音質である。
英語のほか、アラビア語、フランス語、中国語、ロシア語を聞くことができる。
Posted by Hiroshi at 18:08│Comments(1)S.N.Korea
この記事へのコメント
ジャミングをかけるのにも優先順位があるのですね。
Posted by ブルオ at 2013年07月23日 21:41
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