2013年06月11日

6月10日ふるさとの風

日本政府拉致問題対策本部の北朝鮮向け放送、開始以来休むことなく続いている。今週で通算309週目の放送となる。1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は激しいジャミングの中健闘している。台湾からの電波も強く聞き取りは十分可能である。
後半1400は「ふるさとの風」、6月19日は松木薫さんが拉致された日、今年で58歳になる。ニュース解説は南北会談の再開について。
ふるさとの声は有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さん、お父さんの有本明弘さんから2013年2月20日収録のメッセージ。
今週の一曲は「ふるさとの風コンサート」から、昨年12月北朝鮮人権侵害問題啓発週間にちなんで開催されたコンサートのうち、ザ・シワクチャーズ伊那による合唱曲「ニコライの鐘」と「落葉松」、合唱団からのメッセージは、『被害にあわれた家族の皆さんと同年代の団員が歌う思いを聴いてほしい』。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、相変わらず中国のジャミング放送がうるさい、北朝鮮のジャミングはわからない。10日月曜日は失踪者の氏名生年月日の読み上げである。CNR1が強く受信状態は極めて悪い。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は強い、ジャミングは全くないが、FSK波が結構うるさい。6月10日月曜日は、懐かしい日本の歌「チューリップ」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1993年9月4日死亡としているが、にわか死亡通知書で不審だらけ。この事案も北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、お兄さん市川健一さんご夫妻からのメッセージで2011年10月20日収録。日本政府のやる気の無い態度、不甲斐なさに憤りを覚えるメッセージである。この後、中学生時代の友人などからのメッセージが2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1971年のヒット曲、トワ・エ・モワ(TOI ET MOI)の「愛の泉」、この曲は2011年6月以降今週の一曲でも使われたこともある。

この番組は2012年3月26日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、6月6日、15日、24日、7月3日、12日、21日、8月8日、26日、9月4日、13日、22日、10月1日、10日、19日、28日、11月6日、24日、12月3日、12日、21日、30日、2013年1月8日、17日、26日、2月4日、22日、3月3日、12日、21日、30日、4月8日、17日、26日、5月23日、6月1日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、このところこの時間の台湾送信はきわめて強力である。ジャミングは全くない、31mb最強を誇っている。1430と同じ番組である。

2000の「しおかぜ」は5965kHz、若干低く出ているRTMがクリアーに聞こえているが、激しいジャミングが1934:30に出現した。八俣からの電波も強いが、完全にジャミングをブロックするまでは至っていない。1330の6135kHzと同じ番組、失踪者、拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。
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