中国が英語放送にもジャミングをかけ始めて早一か月が経過した。ジャミングは、これまでAIR、BBC、VOAの英語放送すべてにかけられている。
ところが12日に気付いたが1600からのRTIの英語放送15485kHzにもノイズジャミングの出ていることが分かった。
これまでの火竜やCNR1とは違い、ノイズを出すジャミングである。このタイプのジャミングは、エチオピア向けの放送にかけられているのと同じタイプだ。
放送終了後も切れることがなく、約一時間後に止まるのもこのジャミングの特徴かも。15285kHzのBBCは1200に終了しているが、ジャミングは1500過ぎまで出ている。
15310kHzはBBCが13時間も出ている、1400に終わるが、これもジャミングは1500過ぎまで。15375kHzはRFAチベット語に対するジャミング、火竜とCNR1も同時に出ている。これは1400に止まるが、新種のノイズジャミングだけは垂れ流し、1500過ぎに止まる。
ノイズジャミングの送信サイトは明らかに火竜やCNR1とは異なっている。またノイズだけではなくA1A形式と思われるデジタルノイズも出ているのが特徴である。中国西部地域、チベット、新疆からも出ている可能性が高い。
A1Aと思われる電波は、某通信で使われており、似たような電波は、5895、9007、9022kHzに出ている。
一時間以上も垂れ流している中国のノイズジャミング。
12日は1600からの11620kHzのアラビア語放送も強力に聞こえている。SJにエコーをかけたりにぎやかな放送である。