1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHzの台湾送信、ジャミングは無い、信号も強く受信状態は良好である。続く1330の「ふるさとの風」は次第に信号も弱くなりノイジーである。ジャミングが無いので聞き取りは可能だ。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングがかなり強い、16日土曜日は通常通り朝鮮語放送から始まっている。後半1400からは日本語放送、日本語によるニュースと解説番組「日本海にかける橋」、1月28日に特定失踪者18名と拉致担当大臣の面会が行われたこと、面会の後収録された古谷拉致問題担当大臣からのメッセージが放送されている。
新たに公開された特定失踪者について。1966年9月に山口県光市から失踪した昭和14(1939)年3月14日生まれの宮脇留義(みやわき とめよし)が公開された。
続いて、このしおかぜを送信しているKDDI八俣送信所(茨城県古河市)を2月1日に見学した際の模様が。救出への道コーナーでは「あなたを忘れない」が歌われた。1422:27に「日本政府からのメッセージ」内容も新しく
なっている。
緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話FAX番号などがアナウンスされている。この番組は先週2月9日と同じ内容である。
1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングは全く無い、聞こえない、パラオからの信号は強く、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まった。
拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっているが何の手も打たれていない、ただ国際手配したというだけ。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」
胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか
白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか
深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか
この番組は2012年3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月4日、31日、11月9日、18日、27日、12月6日(一部誤送出)、15日、24日、2013年1月2日、20日、2月7日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、台湾送信は弱い、ジャミングも無いので何とか聞き取りは出来るレベル。1430と同じ番組である。