2012年12月23日

12月22日ふるさとの風

政府主催の初めての「ふるさとの風」コンサートが22日に開催された。一部メディアは小さく記事にしただけで拉致問題の関心は薄れる一方だ。
合唱コンサートは千代田区のイイノホールで開かれた。冒頭飯塚代表の挨拶などがあり、一般から応募したアマチュア合唱団などが得意の曲を披露した。
最後は全員で「ふるさと」の大合唱となった。地上波でニュースが出ることもないようだ、アイドル歌手のゴシップを流す時間があったらこうしたニュースこそ出してほしい。この模様は後日短波放送で紹介されるはず。

1300台の9950kHzは完全にスキップ、まったく内容の聞き取りはできない。1330の日本語も聞こえない。

同じく1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングはない、朝鮮語放送で始まっている。
後半1400からは日本語によるニュースとニュース解説、引き続きジャミングはない。12月15日東京港区政府主催の北朝鮮人権週間に開催された拉致問題シンポジュウムから、パネルディスカッションのコーディネーター産経新聞ソウル駐在特別記者黒田勝弘論説委員の話、パネリストとして康仁徳 聖学院大学総合研究所客員教授、武貞秀士 延世大学国際学部教授らの話が出ている。
この後は先の衆議院総選挙の結果などについての解説。1422:26に「日本政府からのメッセージ」が出ている。周波数アナウンスに続いて、緊急放送ISと日本への緊急用連絡電話番号などが放送された。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信、信号はそこそこきているが若干弱め、フェージングの谷ではノイジーだ。懐かしい日本の歌は「お馬」で始まっている。
拉致問題解説は29歳で拉致された松本京子さんについて。鳥取県米子市で1977年10月21日夜に行方不明、北朝鮮は拉致してないとしらを切っている事案でもある。2006年11月20日に11人目の拉致被害者に認定された経緯などが紹介されている。

ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージは、2011年10月19日収録と、同年11月9日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録、同じく12月11日東京で開催の政府主催「拉致問題シンポジウム」での訴えから。
縫製会社に勤めていた同僚だった友人などからは、2007年の収録で、いずれも過去放送されたメッセージの繰り返しである。
今日の一曲は、1978年のヒット曲、アリスの「冬の稲妻」、この番組は3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、20日、29日、6月7日、16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月18日、27日、9月5日、14日、23日、10月2日、11日、20日、29日、11月16日、25日、12月4日、13日と同じ内容である。
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