2012年11月12日

11月11日しおかぜ

1300の9950kHz、朝鮮語と日本語放送はよく聞こえている、ジャミングは全く聞こえない、信号もそこそこ来ている。日曜日はこの時間9930kHzのパラオも出ているがこれは強い。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミング、混信もなくクリアーに聞こえている。日本語で開始、昨日1400からと同じ番組が出ている。
10月27日に開催されたアジア人権人道学会についての話。姜哲煥(カン・チョルファン) 氏の『なぜ北朝鮮の海外派遣労働に注意を喚起したいのか』などの講演がなされた。
引き続き、11月4日酒田市で開かれた拉致問題講演会の様子など。
1352:25に「日本政府からのメッセージ」、新しい内容で、11月8日「北朝鮮による拉致問題の国際社会への理解促進シンポジュウム」、ジュネーブでパネルディスカッションが開かれたことを述べていた。
この後は緊急放送ISに次いで、日本への連絡用携帯電話番号や電子メールアドレスなどがこれまで通りに告知されている。
後半1400からは同内容の朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングは全く聞こえない、パラオからの信号は今日も強い。懐かしい日本の歌は「春が来た」、冬が来ても同じ曲が繰り返されている。10年経っても何も変わることなくただ放送してますというだけ。受信状態は極めて良好である。
拉致問題解説は増本るみ子さんについて。1978年8月12日当時23歳で、鹿児島県から市川修一さんと共に拉致された。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したという北朝鮮の捏造死亡診断書。
ふるさとの声は1978年8月12日増本るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。
工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。2007年収録で友人3人からのメッセージ。
弟さんの増本輝明さんからは、2011年1月16日の国民大集会と12月11日の政府主催、拉致問題シンポジウムでの訴えなども放送された。

今日の一曲は、2011年12月11日に開催された、政府主催「拉致問題シンポジウム」で収録した昭島市立清泉中学校コーラス部の皆さんによってうたわれた「葡萄の歌」の合唱、この後は政府認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスで番組終了。
この番組は1月28日、2月6日、15日、24日、3月4日、13日、22日、4月18日、27日、5月6日、24日、6月2日、11日、20日、7月8日、17日、26日、8月4日、13日、31日、9月9日、18日、10月6日、15日、24日、11月2日と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、スキップ気味の電波だがジャミングは無くクリアーに聞こえている。この時間9880kHzのVORがやたら強い、10月十は9780kHzもこの強さで聞こえていたのだが。秋深しの伝播状態である。

2000の「しおかぜ」は6110kHz、ジャミングは無い、1600の9780kHzとほぼ同じ受信状態である。しかし後半2030からはCRIのかぶりでほとんど受信不可能だ。
6075kHzのRadio Japanも2024に信号が急上昇している。
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