2012年09月23日

9月22日しおかぜ

1300の9950kHzにはジャミングが無い。聞こえないわけでは無く出ていない。ここへ出るジャミングはMNDの6700kHzなどと同じタイプ。ところがこの送信機いつもトラブルが多く出たり止まったりしている。電気の供給問題だけでもなさそう。
げんに1330の6135kHzはちゃんと出ている、これもMNDの4925kHzなどに出るタイプでまじめに動いている。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングを抑えて強力に聞こえている。9月15日と同じ番組で、朝鮮語から始まっている。
後半、1400からは日本語によるニュースとニュース解説「日本海にかける橋」9月2日に日比谷で開催された国民大集会について、特定失踪者21家族27名も参加、被害者と関係者の氏名が読み上げられている。
ニュース解説では、平壌の工作員用アパートについて。平壌駅近くの20階建てアパートには多くの日本人拉致被害者が居住している。近隣の人たちには日本からの帰国者と言いながら実は拉致されてきた人たちもいたとされる。
救出への道コーナーでは、国民大集会の模様について増本輝明さんのお話。1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。スケジュールに次いで、緊急放送ISが出て日本への緊急連絡用携帯電話番号、電子メールアドレスなどがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この周波数にはジャミングが出てきた。それほど強くは無い。受信状態は良好である。
懐かしい日本の歌「チューリップ」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。この解説中1436に突然停波、1438:44に再開。
北朝鮮は死亡としているが、にわか死亡通知書で不審だらけ。これも死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、お兄さん市川健一さんご夫妻からのメッセージで2011年10月20日収録。中学生時代の友人などからのメッセージ2007年収録も出ている。1446にジャミングが止まった、FSK波もなくクリアーに入感している。
今日の一曲は1971年のヒット曲、トワ・エ・モワ(TOI ET MOI)の「愛の泉」、この曲は2011年6月以降今週の一曲でも使われた。

遠い北国の森 愛の泉があった
その泉の前で 二つの影は出会う
水鳥たちが遊ぶ 愛の花咲く岸部
その泉の前で 愛は結ばれる

若者は少女に 首飾りを贈った
それはそれは 二人だけの愛のしるし
二人が歌いだせば 魚たちが踊った
二人が泣いた時 泉は嘆いた

夢の中で少女は 若者の胸に
二つの二つの 白い鳥は空に消えた
遠い北国の森 愛の泉があった
今そこに残るのは 愛の首飾り

この番組は3月26日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、6月6日、15日、24日、7月3日、12日、21日、8月8日、26日、9月4日、13日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、22日のこの周波数は正確に出てきた、VOAとの混信も殆んど分からない。わずか5Hzだけ下に出ている、この程度ではビートも生ずることは無く受信状態は良好である。いつものようにBabcock musicの後RTIの時報で番組が始まっている。1430の9950kHzと同じ内容である。

2000の「しおかぜ」は5965kHz、強力なジャミングで全く受信できず。2042:20に信号が急上昇、拉致被害者工作員用アパートについての日本語放送が浮かんできた。
1330の6135kHzと同じ番組である。
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