海外からのラジオ放送

北朝鮮が拉致を認めて10年、認めただけで拉致は解決済みと言い続けている。誰も処罰されず、在日の拉致協力者も今も日本国内で、普通の日本人に成りすまして生活している。解決を望まない勢力が幅を利かしていることからこれからも解決することは無い、あと10年・20年経てば本当に墓場まで持って行けるからだ。

そんな17日の放送も何も変わること無く淡々とただやってますというだけ。今週で通算271週目の放送だが、特別番組がrenewalされるわけでもなし、何年も同じ内容の繰り返しである。
1300の9950kHzは朝鮮語放送「日本の風」、ジャミングは全く出ていない、クリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは、あれから10年、拉致問題担当大臣の談話全文が出ている、そしてニュース解説と続く、北朝鮮問題の第一研究者という肩書。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。今週の一曲は工藤静香「嵐の素顔」。
1330の「ふるさとの風」もジャミングは無いが信号がややスキップ気味である。聞き取りは十分可能である。朝鮮語と同じ内容である。今週の一曲は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴しい愛をもう一度」。
2009年以降今週の一曲で幾度も登場している、今もよく歌われている名曲である。

　　命かけてと　誓った日から
　　素敵な思い出　残して来たのに
　　あの時　同じ花を見て
　　美しいと言った二人の
　　心と心が　今はもう通わない
　　あの素晴しい　愛をもう一度
　　あの素晴しい　愛をもう一度

　　赤とんぼの歌を　歌った空は
　　何にも変わって　いないけれど
　　あの時　ずっと夕焼けを
　　追いかけて行った二人の
　　心と心が　今はもう通わない
　　あの素晴しい　愛をもう一度
　　あの素晴しい　愛をもう一度

　　広い荒野に　ポツンと居るよで
　　涙が知らずに　溢れてくるのさ
　　あの時　風が流れても
　　変わらないと言った二人の
　　心と心が　今はもう通わない
　　あの素晴しい　愛をもう一度
　　あの素晴しい　愛をもう一度

同じく1330の「しおかぜ」は6135kHz、これもジャミングは全く出ていない。月曜日は失踪者の氏名生年月日の読み上げである。

1430の｢ふるさとの風｣は9960kHzのパラオ送信。ジャミングは全く出ていない、受信状態は良好である。17日は9950、6135、9960kHzすべてジャミングが無い。懐かしい日本の歌｢肩たたき｣で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さん宛に手紙が届き、よど号ハイジャック犯に平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮の言う死亡確認書はねつ造されたもの。
ふるさとの声は、松木さんのお姉さん斉藤文代さんからで2011年10月31日の収録メッセージ。ご両親からは2011年11月26日収録、弟さんからのメッセージは10月22日の収録。また高校時代の恩師松村六郎先生からのメッセージは2010年9月の収録で。
今日の一曲は1974年のヒット曲伊藤咲子の｢ひまわり娘」、

誰のために咲いたの　それはあなたのためよ
白い夏の陽ざしをあびて　こんなにひらいたの
恋の夢を求めて　回るひまわりの花
そしていつも見つめてくれる
あなた太陽みたい

涙なんか知らない　いつでもほほえみを
そんな君が好きだと　あなたはささやく
もしもいつかあなたが　顔を見せなくなれば
きっと枯れてしまうのでしょう
そんなひまわりの花

涙なんか知らない　いつでもほほえみを
そんな君が好きだと　あなたはささやく
誰のために咲いたの　それはあなたのためよ
あなただけの花になりたい
それがわたしの願い
あなただけの花になりたい
それがわたしの願い

この番組は4月26日、5月5日、14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月25日、8月3日、12日、30日、9月8日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、台湾送信は約130Hz低く出ておりVOAとビートになっている。品質の悪い送信でも同じ料金を払っているんだろうな、余計な心配をしてしまう。


2000の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは出ていない、いつものマレーシアも留守だ、若干八俣の信号もスキップ気味だがクリアーに聞こえている。1330と同じ番組で失踪者と拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。
いつものように2040ごろから信号が上昇強力に入感している。17日はすべての放送にジャミングが無かった。このまま無くなるとは思えない。ジャミング送信機の不調と電力不足で出なかっただけ。