8日の1530からは何も出てこなかった。あれほど強い信号なのでかなりハイパワーで送信していることは間違いないだろう。
DXLDで紹介された途端に出せなくなったのか、出し忘れたのか、圧力がかかったのか、以前12225や12250kHzで流されたSLBCからのノンストップ音楽を彷彿させるものがある。
その12250kHzで流された音声をアップしたところ7月に削除されてしまった。アップした当事者が削除したわけではない。
http://hiroshi.mediacat-blog.jp/e79052.html
5月18日から12225kHzで放送を始めると予告したTGTEは実際には放送できなかった、そこで以前短波放送をしたことのあるLTTEから出すことにしたのか。いずれにしろ、12MHzではSLBCが音楽だけを流したことになる、これがジャミングだったということにされる(た)。
体勢を立て直し、12140kHzで放送すると予告、5日と7日にタミル語が受信された。
どの国でも情報操作は行われている。短波は一瞬でも電波を出せば世界中のだれかが耳にすることになる。聞かせたい放送も、間違って出てしまった放送も。
タミルの自治を認めるとして和解したことになっている報道もある、そんな中でのタミル側からの放送、本音ではさせてはならない放送、かたやEU側は協力を惜しまない。
はざまにある送信所関係者が、どの音声を出すんだ、と戸惑っている様子なのか。送信所側に圧力をかけることは今も日常茶飯事に行われている。
常識で考えれば、タミル自治政府の放送をTrincomaleeから出すのはこれまでの経緯から有り得ないことだろう。
過去イギリスのIBC Tamilも送信サイトを頻繁に変えての放送だった。法輪功放送や西蔵之声がWHRから追い出されたことなども記憶に新しい。
南スーダン向けの送信所が明かされないように、このタミル自治政府放送もUnknonで行くのだろう。