2011年10月18日

ふるさとの風224週/B11

10月30日からの日本政府による対北放送「ふるさとの風」と「日本の風」も引き続き現状の規模で放送が続けられる。
放送時間も現状のまま、1430-1500のパラオ送信が、9950kHzへ10kHzダウンする以外、後は変更無し。

B11「日本の風」朝鮮語放送
9950 1300-1330 TWN
9975 1500-1530 PLW
9965 1530-1600 PLW

「ふるさとの風」日本語放送
9950 1330-1357 TWN
9950 1430-1500 PLW
9780 1600-1630 TWN

10月17日、月曜日から通算224週目の放送となる。1330の「ふるさとの風」は9950kHzでクリアーに聞えている。ジャミングは全くない。ニュース解説、ふるさとからのメッセージは横田めぐみさんへ。
今週の一曲は因幡晃さんの「夏にありがとう」
昨日髪を切りました
肩まで伸びた髪だったけれど
友達は失恋でもしたんでしょうって  .
私 何も答えなかった
あの夏の想い出も
海の夕陽も焼けた砂に書いたネームも
遠くの船を見て泣いたことも
今日からみんな忘れよう

昨日髪を切りました
栗色の長い髪だったけれど
あなたの長い髪に合わせて
あの日から伸ばしたものなの
あの人がくれた白い指輪
テーブルの上に置いて
小さな恋も終わったのです
そうさみんな忘れよう
あの夏の想い出も
海の夕陽も焼けた砂に書いたネームも
遠くの船を見て泣いたことも
今日からみんな忘れよう


同じく1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングのために全く聞き取れない。日本語による失踪者の氏名が読み上げられているのが時々ジャミングの谷間から聞えている。1358:51に「日本政府からのメッセージ」がかろうじて聞き取れる。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くない。極めて受信状態は良好だ。懐かしい日本の歌は10月も半ばを過ぎたというのにまだ「たなばたさま」と「月の砂漠」だ。
拉致問題解説は松本京子さんについて。17人目の政府認定拉致被害者になったいきさつなど。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さんなどからのメッセージ。
今日の一曲は1976年のヒット曲、芹洋子の「四季の歌」、この番組でも過去何回となく放送されているが、この歌なら年中出してもおかしくはない。

春を愛する人は 心清き人
すみれの花のような
ぼくの友だち

夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく波のような
ぼくの父親

秋を愛する人は 心深き人
愛を語るハイネのような
ぼくの恋人

冬を愛する人は 心広き人
根雪を溶かす大地のような
ぼくの母親

この番組は6月22日、7月1日、10日、19日、28日、8月6日、15日、9月2日、11日、20日、29日、10月8日と同じである。
2000の「しおかぜ」は5955kHz、激しいジャミングで前半はかなり苦しい状態だ。日の出とともに信号も上昇、特に2045あたりからジャミングを押さえる強さまで回復、受信状態は良くなった。2055からCNR8が混信するのはいつものことである。
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