2011年09月29日

North Korean Jamming

全ての朝鮮語放送にかけられている北朝鮮のジャミング、小回りが効かず極めて効率の悪いジャミングだ。
「ふるさとの風」など9.9MHz帯にもかけられているが、このところ殆んど効き目がないようだ。おそらく季節的スキップ状態にあるのだろう。

一方「しおかぜ」はいち早く対応しており、この放送に関してはことの他過敏になっている。周波数変更した翌日にはジャミングをかけてくるが、2000の放送だけは無頓着、古い周波数に出たままである。最も10kHzしか離れておらず、帯域の広いこともあって多少の効果はあるのだろう。

最も過激なジャミングは、勝手にスーパージャミングと書いている韓国からの放送に対して行われている。3.9MHzと6MHz帯、あわせて9波が激しいジャミングを長時間出し続けている。
このうち、6月8日に5890kHzから5895kHzに動いたRFAに対するジャミングが9月28日から5830kHzにまた動いている。
今回の動きは今までになくすばやい対応だ。1500からのRFAは9月22日には5830kHzへ出ており、6日目にしてジャミングを出してきた。とは言うものの、一旦出した以上、RFAの周波数に対応して動くわけではなく効果のほどは知れたもの。
5830kHzのRFAは1500-1658だけ、しかしこの後1730からのR.Fardaが完全につぶされてしまった。最も対象地域ではこの北朝鮮のジャミング全く聞えないらしい。

5830/6003/6015 kHz 0650-2400
6518/6600 kHz 0650-2300
6230/6348 kHz 0450-0542, 0650-2300
3912/3985 kHz 0650-2300

局名不詳の朝鮮語放送に対しても6230kHzは0500の放送にもスーパージャミングを出し始めている。一方6135kHzのは、「しおかぜ」などと同じ種類のジャミングを出している。
9月29日、0500の6230kHzの朝鮮語放送はジャミングはなくクリアーに聞えていた。
Sep.29 NK.Jamming
5830/6003/6015 0651:52-
6135 0947:22-1034:15 (UnID Korean 1000-1037:25)
6230/6348 0651:20-

Sep.30 NK.Jamming
5830/6003/6015 0651:10
6230/6348 0651:30-
6135 0954:11-1032:35 (UnID Korean 1000-1037:33)
Posted by Hiroshi at 09:00│Comments(0)S.N.Korea
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