しかし現実には毎日のように、見知らぬ人から多くの電話がかかってくる。高齢者が多いのか、早朝から問い合わせが入る。さすがに本当に見られなくなったら困るということで、とりあえずチューナーでもということのようだ。市場からはすでにチューナーは姿を消し、当分入手は困難だ。
特定のチャンネルだけ映らないが何とかならないかと言ったのも多い。買ったところで相談したら、と言えば「これ以上はなんともなりません｣。
そんなところで買うなよ。そのうちの何件かは対策をしているが、ほとんどがアンテナ線の接続不備。壁のコンセント、そこからテレビまでのケーブル、F接栓を使っていないなど手抜き工事ばかりだ。
それにしても歴史的な日を迎えるわけだ。当初予定した日に電波をとめた国は世界を見ても前例がない。それを日本はやろうとしているわけだ、それもそうだろう、なりふり構わず金をばら撒き支援してきたから。ただ特定業者だけが潤ったのは問題だが。
ケーブルテレビで、アナログ放送を見ている人は現状のままで、24日以降はアナログに変換されたデジタル放送を、アナログテレビで見ることが出来る。ああややこしい。
もちろんこれまでどおり費用は要りませんよ。
