今週で「ふるさとの風」は通算で206週目の放送となる。1300の9950kHzはいつもよりジャミングは弱く、朝鮮語放送がよく聞こえている。朝鮮語の今週の一曲は「どんなときも」。
1330の日本語放送もクリアーに聞こえている。6月13日は拉致被害者松木薫さんの58歳の誕生日とのアナウンス。拉致問題インフォメーション、ニュース解説といつものパターンで番組開始。中央委員会政治局拡大会議開催についてなど。
同じく1330の「しおかぜ」は日本語放送、失踪者の氏名が読み上げられている。ジャミングはチョッピリうるさいが、受信状態は良好である。1358:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
引き続き1400からも失踪者氏名の読み上げが続けられている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミング波全く聞こえず強力に入感している。懐かしい日本の歌は「通りゃんせ」と「ドレミの歌」で始まった。続いて拉致問題解説は松本京子さんの事案について。ふるさとの声と続く。家族、友人らからのメッセージが出ている。歌以降の番組は今までの放送と同じ内容である。
そして今日の一曲は1970年に発表された、ジローズの「戦争を知らない子供たち」、4月2日、11日、20日、29日、5月8日、17日、6月4日と同じ番組である。
戦争が終わって僕等は生まれた
戦争を知らずに僕等は育った
おとなになって歩きはじめる
平和の歌をくちずさみながら
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ
若すぎるからと許されないなら
髪の毛が長いと許されないなら
今の私に残っているのは
涙をこらえて歌うことだけさ
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ
青空が好きで花びらが好きで
いつでも笑顔のすてきな人なら
誰でも一緒に歩いてゆこうよ
きれいな夕陽の輝く小道を
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ