2011年03月11日

しおかぜ周波数変更

ジャミングさえなければこんなにも良好に聞こえるということが改めて実感できた10日の「しおかぜ」である。ジャミングとビルマ放送の混信でほとんど聞こえなかった「しおかぜ」が10日に5910kHzへ変更された。一ヶ月ぶりの変更である。
ただ20kHz下にはあの強烈なスーパージャミングがうなりを上げているが、今日のところは「しおかぜ」の電波も強く影響は無い。失踪者家族の手紙が読み上げられている。

1967年失踪、北海道の吉田雪江さんへ、お姉さんから。
1952年京都市から失踪の渡邊晃佐さんへ、弟さんからの手紙。
1991年、韓国慶州市から失踪の大政由美さんへ
1994年フィリピンで失踪の仲桝忠吉さんへ
1963年川崎市から失踪の高橋太一さんへ、姉からの手紙。
1966年小林榮さんへ、弟さんから。
1977年、下関市から失踪の尹(安村)文夫さんへ、お姉さんからの手紙。
1969年、東京から失踪の上田英司さんへ、お母さんから。
1988年行方不明、林田幸男さんへ、奥さんからのメッセージ。
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんからの手紙
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんから。
1953年長崎から失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんから。
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんから。
1996年失踪のMさんへ、お父さんの勝利さんから。
以上の手紙が読み上げられた。

1430の「ふるさとの風」も強力に聞こえている。ジャミングは出ているが、まったく影響は無い。懐かしい日本の歌は「さくらさくら」で放送開始。続いて拉致問題解説は増元るみ子さんの事案について。ふるさとの声コーナーも増元るみ子さんへ、お姉さんからの声は2010年収録。
今日の一曲は1978年のヒット曲、木之内みどりの「横浜いれぶん」、この番組は、12月28日、1月6日、2月11日、20日、3月1日と同じである。
1500と1530の朝鮮語放送も良好である。多少フェージングはあるがクリアーに聞こえている。今週の一曲、高野寛の「虹の都へ」は比較的新しい選曲となる。
これまでの拉致が頻繁に起きていた年代とはかけ離れている。それとなく歌詞を見ると、この曲の選ばれた理由が分かるような分からないような・・・。

1600の9780kHzはこれまた超強力に信号が来ている。この時間31mbで最も強い信号である。1430と同じ番組が出ている。

2030の「しおかぜ」、本日から6045kHzへ変更された。ジャミングはまったく無い、これもクリアーに聞こえている。1400の放送と同じ手紙の一部が読み上げられている。
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