短波放送衰退といわれる中、特にBBCがここ2~3年のうちに短波放送廃止を唱えていることから、ロシアがその肩代わりをしようと息巻いている様だ。
すでに日本語放送は昨年末から6005kHzを追加して5波(1300UTCから)で毎日放送している。
そして2月1日から、東アジア向けにWorld Serviceの放送を大幅に強化している。増えたのは英語とロシア語の周波数で0200-0600と0700-1100の間、ほぼ倍増されている。
昨年11月15日から中止と伝えられていた17650kHzなどの周波数も実際には止まることなく聞こえている。
ロシアの声はこれまで、五月雨式に削減をしており、それを今回元に戻した格好になる。受信状態はいずれも良好である。
2月1日に受信できた周波数(太字が追加された周波数):
0200-0400 Russian 15735drm 15520 15250 15240 11870
0300-0500 English 13735 12040 12030
0400-0600 English 15735drm 15520 15250 11870
0500-0700 English 12030
0700-1100 English 12010 15700 17665 17805
このほか7200kHzでも0800-1500の間、ロシア語WSが出る。
また5975kHzは1400-1600、9680kHzは0500-0800に同じくロシア語が出てきた。
7200と9680kHzを1日に、ウクライナのサーバーでリモート受信したところ、強力に出ていることが確認できた。
7200kHzはVORのロシア語国際放送、Mezhdunarodnoye Russkoe Radioで、周波数リストではVORIRとしている。