2010年12月26日

12月26日ふるさとの風

RNWのMedia.Networkに朝鮮半島有事に関し、いわゆる消息筋からの情報として、ホンマかいなと読める記事が出ている。ニュースの出所は共同通信。メディアの記事はこんなものと思って読めばいい。種々報道されるニュースを混ぜ合わせるとこうなるわけ。
分かりやすくいえば、今のおめでたい日本政府では、朝鮮半島有事は起きないということ。パチンコに現を抜かす日本人がいる限り、朝鮮半島は安泰。

26日、日曜日の9950kHz、1300からの台湾送信は弱い。出ているのがかろうじて分かるがほとんど聞き取れない。1330からは「ふるさとの風」日本語放送だ、ん、何か聞こえるが聞き取れない。
この時間9930と9965kHzのパラオ送信は強力に聞こえるので、1430からの放送は期待が持てそうだ。

6MHz帯のジャミングもスキップ状態だ、しかし1400からの5985kHzには放送開始前からジャミングが出てきた、5890kHzなどとは種類が違う、弱いひょろひょろジャミングだ。1359にキャリアーが出てジャミングはほぼ制圧、日本語放送が聞こえてきた。放送時間周波数のアナウンスなど、「日本海に架ける橋」が始まった。
若干ジャミングが気になるが、おおむね受信状態はよい。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、予想に反してかなり弱くなってしまったが、受信状態はよい。聞き取りは100%OKだ。懐かしい日本の歌は「春の日の花と輝く」、続いて拉致問題解説は曽我みよしさんの事案について。ふるさとの声は2010年10月録音の、曽我ひとみさんのメッセージ。

春の日の花とかがやく うるわしきすがたの
いつしかにあせてうつろう 世の冬はくるとも
わが心は変わる日なく 御身をば慕いて
愛はなお緑いろ濃く わが胸に生くべし

若き日の頬は清らに わずらいの影なく
御身いまあでにうるわし されど面あせても
わが心は変わる日なく 御身をば慕いて
ひまわりの陽をば恋うごと とこしえに思わん


今日の一曲は「りんごの歌」、言うまでもなく戦後の大ヒット曲である。
この番組は11月20日、29日、12月8日、17日と同じ内容である。

1500からの9975kHz、朝鮮語放送もほぼ同じ受信状態である。聞き取りは十分可能である。26日、この時間は9665kHzのモンゴルからの日本語放送が一番強い。

1600の9780kHz、本日の放送でもっとも強い。ジャミングも全くない。クリアーに日本語放送が聞こえている。1430と同じ番組である。
2030の「しおかぜ」は5955kHz、ジャミングは全く聞こえない。3波合同ジャミングもスキップしている。6275と6348は出てないみたい。
1400と同じ日本語放送が大変強力に聞こえている。2054:27「日本政府からのメッセージ」が出ている。直後2055からCNR8「民族之声」につぶされてしまった。

2100過ぎから5890/6003/6015kHzのジャミングが強くなってきたが、6518/6600はかなり弱い。送信パワーの違いか、伝播状態の違いか分からない。6275/6348kHzはジャミングが聞こえない。

2200になり、ようやく6275/6348kHzのジャミングが聞こえ出した。と同時に6518/6600kHzもいつも強さになった。

トップに書いた、26日に配信された記事の日本語版は以下のとおり。

拉致救出、韓国ラジオに協力要請 政府が半島有事で検討
 政府は25日までに、朝鮮半島有事の際、日本人拉致被害者への連絡手段として、対北朝鮮放送を行っている韓国の民間ラジオ局への協力を要請する方向で検討に入った。緊急事態発生時の対応策や、脱出用の港など集合場所の周知を図る。

 有事の際には、どこでも聴取できるラジオが情報伝達に最も有効と判断した。政府の拉致問題対策本部が日本から放送している北朝鮮向け短波ラジオ番組「ふるさとの風」の活用も検討。特定失踪者問題調査会が日本で運営する北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」を非常時には緊急放送に切り替えることも要請する考えだ。

 韓国は、対北朝鮮放送が聴けるようラジオを大型風船に付け北朝鮮に散布することを検討。
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