2010年06月22日

地デジって何?

名古屋市内某所へ野暮用で行った時、「ちょっとテレビを見てよ」と声がかかった。
じゃ、今の仕事がすんだら見ましょうということでそのお宅へ。なんとまあ、貴重なテレビをお持ちでした。

最近ソニーは20年以上経過したテレビは見ないでほしいと社告を出している。何でも長持ちすりゃあイイっていうもんじゃない。
ソニー製ではないが、1985年製の立派なテレビを見ている。あと一年何とかなりませんかねときた。B管が完全にエミ減、これでは手の打ちようがない。事情を説明し新しいテレビはどうですかというと、あと一年だ、古くていいという。

全くテレビのことは分かっていない。2011年まではアナログで映るんでしょ。確かに。何か季節の変わり目にあすから夏服に着替えるかのような感覚。
アンテナも違うということも分かっている。しかしこのお宅は電障による共同アンテナ、ご近所どこもアンテナは立っていませんよと言うと、そういえば無いね。ここも今年になり地デジ対応が済んでおり、保安器以降を一部手直しすれば完ぺきに映る。

何も知らされない、消費者自身も価格ばかりに目が行き、なにも知ろうとしない。情報格差ならぬ地デジ格差が目につく昨今である。
築40年のお宅、3か所に直列配線がしてあることからユニット交換が必要。見積りを出し後程ということに。こういった場合ほとんど、あとから依頼が来ないのが普通だ。ところがテレビ本体は買ったからアンテナだけやってくれ~。

そのテレビを見て驚いた。段ボール箱に入っていない。エアクッションで包んであるだけ。なんと中古品を買ったようだ。3年前の地デジテレビが早くも中古市場にはいくらもあるようだ。案の定BCASカードがない。
カードを購入するようBCAS会社へ連絡、それが来ないと見られませんよ。こんな厄介な人がこれからも出てくるんだろうな。
Posted by Hiroshi at 15:57│Comments(0)番外編
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