2010年06月17日

メソポタミヤの声11530kHz

いつもよく聞こえている放送だが、この9月4日までは開始から終了まで11530kHzが使用されている。

開始から終了まで同じ送信機が使われているわけではなく、調べてみたら、2台が使われているらしい。毎日1700にいったん電波が止まるがすぐに出てくる。これは多分同じ送信機らしい。何のための止まるのかは分からない。

そして1750ごろからフェージングが強くなったように聞こえる。もう一波電波が出てきた。この時間は7540kHzが使われているときの同じだ。1750頃から7540kHzにキャリアーが出てくることからも分かる。明らかに別の送信機からの電波である。

なぜこうしたことをやっているのか、一つの理由としてHFCCへの申請をみるとそれが見えてくる。1700に止まることは分からないが、1800までは出力500kWで出していること、そして1800-2000は300kWで出しているということである。9月4日までは:

0400-1400 300kW
1400-1800 500kW
1800-2000 300kW

9月5日からは1200-1600が500kW送信となる、1600からは7540kHzが使われることになっている。ああ、ややこしいことをやっている。
9月5日からは:
0400-1200 300kW 11530kHz
1200-1600 500kW 11530kHz
1600-2000 300kW 7540kHz
Posted by Hiroshi at 11:37│Comments(0)Africa/ME
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