予定されていたように本日「しおかぜ」に対する無線局免許の交付が行われた。日本時間朝0530の放送は6045kHzで行われることが決定した。
なお、第二放送の日本語を含む他の放送は今までどおり1300(日本時間2200)からVT Communicationsの斡旋で行われる。この周波数は3月25日から9485kHzに変更される。
日本国内ではNHK以外は海外へ向けて放送することは出来ない。これは郵政省告示 660 号の放送普及基本計画により、国際放送はNHK に限られているからだ。
では今回なぜ放送免許が与えられたのか。それは広報業務を行う特別業務の局として免許が交付されたものだ。早い話が、1620や1629kHzの路側放送も、「放送」と言っているが、これらも「特別業務の局」ということだ。
こうすることによって告示の改正なしで、「しおかぜ」を「放送局」としてではなく「特別業務の局」 として免許をあたえたものである。
この放送が今も酷寒の地で帰国を待ち続ける拉致被害者たちに届くことを祈らずにはいられない。
3月23日1900UT追記:
Andy氏がRNWにも載せています。