送信機のトラブルか、電気が供給されないのか、どちらにしてもまともな送信機ではないようだ。
8日の6100kHzは、実におかしな動きをしていた。
朝鮮中央放送は0434'10"に出てきた。ほぼ同時刻に9665と11680kHzも聞こえ出した。しかしその後も出たり止まったり、まさに停電で電波が出せない事態だ。6100kHzが聞こえた時間は:
0434'10" - 0515'40"
0725'25" - 0835'17"
このあと、0844'28"に6103.5kHz付近に無変調キャリアーが出てきた。そして0900から「朝鮮の声放送」日本語が始まった。
何を血迷ったか、周波数の間違いに気付いたのだろうか、電波を出しながら、6070kHz付近まで周波数を下げていった。
0902'50"に6101.5kHzへ、0907'に一旦6104kHzまで上がり、
0907'20"からまた6073kHzへ、
0908にまた6103.3kHzまで上昇。
0911'20から、また下がり始め1分ほどかけ、6069.8kHz付近へ落ち着いた。
0915'17"停波、0917'55"再開、これ以降は何とか持ちこたえているみたい。
この時点でまだ7580と9650kHzの日本語は聞こえない。そして3波同時に開始するジャミングもまだない。
1104'40"に5890、6003そして6015kHzに更なる強力なジャミングが同時に出てきた。これに康応して9650も、7580kHzもお出ましとなった。
3波同時のジャミングが出遅れたことなで、8日は、他への供給が必要だったのか、4時間も遅れての出現である。無理せず、いっそのこと出さなきゃいいものを。
やはり3波同時送信のなぞがよく分からない。今日8日の様子を見る限り、6070kHzの送信機が6015kHzへのジャミング転用ということにはならない。
そして1300、3波同時送信のジャミングが止まっている。また停電のようだ。1543にまた再開した。3時間弱の停電が終わったようだ。
6100kHzも復帰している。1650CRIのキャリアーにつぶされた。