2009年11月27日

SOH on 12710kHz

日替わり周波数で出てくるSOHに対して、ジャミングをかける中国も何かと大変だろう。

毎正時、5分間の休み時間があり、その間に中国語がかなりはっきりと聞こえる周波数が幾つもある。SOH側もくるくると周波数を変え、ジャミングをかわそうと必死になっている。

この中で、5分間の休みがない周波数がある、最近出てきた12.7MHz帯の周波数だ。27日もあちこち動き回っている。
12710→12750→12770→12710と0000から0040の短い間に変更している。しかしこの周波数一向にSOHが出ている節は見当たらない。
しかも他の周波数よりも0.2秒ほど早く聞こえる。5分間の休みがないことなど、別の目的で出しているようだ。周波数の切り替えは瞬時に行われている。

そして0000からの9730kHz、27日は何とCNR1と火竜ジャミングの2波が出てきた。Voice of Koreaの朝鮮語と英語放送にジャミングをかけている格好だ。
9740kHzはBBCのバックでCNR1が出ている。9870kHzは聞こえない。17470kHzは2200過ぎからSOHが聞こえるが。

27日、0000台に聞こえる火竜ジャミング:
17970、14970、14430、13970、10210、9730、9000、8400
15300、15140、12.7MHz、11300

27日、0140には12720と12750kHzがパラレルで聞こえてきた。0200にキャリアーのみに、0205火竜ジャミング再開。その後も10分間隔ぐらいに周波数を転々と動かしている。

27日の9730kHzの様子:


Daily special SOH
November 27
1530-1600 7480kHz
2200-2230 7525kHz
2300-2330 7495kHz

2200の7525kHzは、この時間正規に出ている7105kHzとパラで同じ番組が出ている。しかし7105kHzは、CNR1の3波によるジャミング放送にかき消されている。7525kHzは約0.5秒ほど遅く聞こえている。
7525kHzにジャミングはでなかった。

同様に2300の放送も、7310kHzとパラで聞こえている、こちらは殆んどタイムラグがない。7495kHzは2318、火竜ジャミングにつぶされた。
Posted by Hiroshi at 10:14│Comments(0)Taiwan/China
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