2009年10月13日

ノーベル平和賞と拉致事件

2009年はオバマ大統領の受賞が決まった。2000年10月13日は、故金大中氏にノーベル平和賞が決まった日だ。朝鮮戦争中のドサクサの中、日本へ移り住んだ人は多い。

東京からKCIAによって拉致され、犯人も特定できているのに逮捕も出来ず、当時の田中角栄総理が政治決着をした、日本人ににとっては屈辱の事件であった。

このいわば大物でさえ政治決着で解決とみなす日本政府、その後に発覚する一般国民が数多く拉致された事件。ここでも犯人が特定できているのに、国会議員らが嘆願署名をして国外退去させるなど、捜査をないがしろにしてきた。

日本政府のこうした姿勢が今尚解決できない大きな要因となっている。言いたくても言えないのか、触らぬ神にたたりなしなのか。政権が変わり解決に向け攻勢に出ようとする機運も見られる。相手国へ乗り込む気構えで解決をしてほしい。

しかし、日本政府は拉致事件を解決し、国交正常化を図り、経済支援もするなどと、放送の中で言っている。何か勘違いをしているようだ。現状のままでも北朝鮮は何一つ不都合なことは無い。メディアの連中も北朝鮮関係者も自由に往来しているからだ。

その中には息子が拉致されているのに、老いた母親が犯人ももとへ会いに頻繁に出国しているなど、拉致解決の足かせにさえなっている。母親を止めるものは誰もいないのか。

ここは一つ日中友好だの、韓国人に選挙権付与などという前に先にやることをやってから。もし民主党が日本国民のための党と本当に考えているのなら、日本人を救出するのが最優先ではないか。
しかし残念ながら「日本国民」とは言わずに「国民」としか言わない民主党のこと、さてどないする。
Posted by Hiroshi at 14:11│Comments(0)番外編
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