2009年03月20日

中国の周波数リスト

中国のBCLサイトにいくつかの周波数リストが掲載されている。

海外向けは勿論のこと中波から短波まで全て載っている。この中で中国国内向けの短波リストが、当方のリストのコピーであることは何も今に始まったことではない。古いリストだったり、間違っている個所もそのままだから一目瞭然である。コピーされるほど有益なら大いに結構、どんどんコピーしていただきたい。

こちらで作った周波数リストをコピーするなとは一言もうたってないからだ。しかしこういった行為は著作権違反になるという人もいる。
リストを作った本人がコピーしても構わないと言っても、無断ですれば違反行為に該当するらしい。確かに、周波数リストで商売をしている連中もいるからこういう意見も出てくるのだろう。
しかしこの周波数リストはあくまで趣味でやっていること、他人にとやかく言われようが、何も感知はしない。物事杓子定規にすると何も出来なくなってしまう。

以前これと全く逆のことを書いた。一旦公になった情報を紹介したら、勝手に他人の情報を書くなといった人がいる。いつも書いているようにそんなに他人に知られたくなかったら何も人目に付くブログや、掲示板に書かなければいいわけだ。ごく限られた内輪だけの引きこもりBCLが多いのもうなづける。

この周波数でこんな局が聞こえるといった情報は多くの人と共有してこそ意義がある。こんな周波数リストよかったら無断複製大賛成である。

20日1400のしおかぜは英語番組である。ジャミングとほぼ同じレベルで聞こえている。
以前、5860kHzの「金陵之声」が放送時間を長くしていることを書いた。しかしその後のチェックでは5860kHzの開始時間は1340から1345ごろである。終了時間は延長され1600となっている。
5年前に中国政府サイトに載った送信所情報の一部。
Posted by Hiroshi at 23:24│Comments(3)Taiwan/China
この記事へのコメント
NDXCの資料はすべてコピーフリーですが、著作権のついている資料からの抜粋はちょいとまずいと思います。
周波数、局名程度の抜粋なら許されるのでしょうが、Alan Davies のところから送信所ナンバーまでのコピーはまずいでしょう。
国内放送の資料が海外の資料を当てにしないと集められないお国ですからしょうがないのかもしれませんが。
Posted by 化石 at 2009年03月21日 18:41
短波帯の送信地と出力はHFCCに登録されている通り。出力と送信地番号は嘗て中国政府がウェブ上で公開したことがあり、それを元にリストに載せています。
一部の省のサイトには中波・FMの送信所がこの番号つきで載っています。
Posted by HiroshiHiroshi at 2009年03月21日 19:35
こんにちは。

私は、仕事上の必要に迫られて、著作権法について学んでいる者ですが、

「周波数」「出力」「局名」などの、単なるデータ(事実)を並べただけのものは、著作権が存在しません。

したがって、商用出版物、例えばWRTHに掲載されているような周波数リストも、著作権は存在しません。

ただし、「著作権が存在しない」というのは、誰が作っても同じ結果になる「データ」の部分だけなので、上記の例で言うと、WRTH掲載の周波数リストは著作権を主張できませんが、そのリストを元に分析を行った記事等は当然著作物になりますので、著作権法に沿った利用を行う必要があります。
Posted by 通りすがり at 2009年03月22日 13:10
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