2008年09月20日

中国・ソースコード開示せよ

またまた中国はとんでもないことを言い出したようです。

19日の読売新聞に載った記事です。
「IT製品、ソースコード開示せよ」…中国が外国企業に要求へ
 中国政府が外国企業に対し、デジタル家電などの中核となる製品情報を中国当局に開示するよう命じる新制度を2009年5月から導入する方針であることが18日わかった。

 対象はICカードやデジタル複写機のほか、薄型テレビなども含まれる可能性がある。開示を拒否すれば、その製品の対中輸出や中国での現地生産、販売が一切禁止される。企業の知的財産が中国企業に流出するおそれがあるほか、デジタル機器の暗号技術が中国側に筒抜けとなる安全保障上の懸念もある。経済産業省や米通商代表部(USTR)などは制度の撤回を強く求める構えで、深刻な通商問題に発展する可能性がある。

 中国は、新制度を「ITセキュリティー製品の強制認証制度」と呼んでいる。具体的には、対象となる製品について、デジタル家電などを制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示を外国企業に強制する。対象製品は、開示されたソースコードに基づく試験と認証機関による検査に合格しないと中国で製品を販売出来ないという、国際的に例のない制度だ。

 新制度の対象としては、ソニーが開発した非接触ICカード技術「フェリカ」や、デジタル複写機、コンピューターサーバーなど、暗号機能が含まれる製品が有力。

 中国政府は、ソースコードの開示を求める狙いについて、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスや、コンピューターへの不正侵入を防ぐためと説明している。

 しかし、開示内容が中国政府を通じて中国企業に漏れる恐れはぬぐえない。そのうえ、日本製デジタル機器の暗号情報も見破られやすくなり、中国の諜報(ちょうほう)活動などに利用される懸念も指摘されている。

 業界団体の試算によると、日本企業の対象製品は、現在の中国国内での売上高で1兆円規模に上る可能性がある。在中の日米欧の経済団体は、連名で中国当局に懸念を表明する方針だ。


中国政府サイトのこの記事あたりがソース元なのでしょう
こんなことをハイそうですかといって聞く馬鹿はいません。見たけりゃもっと自分で努力せよと言いたくなります。ここまで中国が馬鹿だとは思いませんでしたが、早いところ日本の企業も中国から逃げ出したほうが身のためでしょう。

ブラックボックスは他人から教えてもらうのではなく自分で作るものですよ。なんでも人から盗むことしか知らない中国の本音が丸見えです。
Posted by Hiroshi at 09:54│Comments(3)番外編
この記事へのコメント
オリンピック終わってからの態度がひどいものです。
潜水艦といい…。
Posted by みりん at 2008年09月20日 10:03
正にそのとおりですね。さよならです。
商売は「人」を見て取引するものですよ。
モラルの有る人柄(国柄)がまず重要で、安くやってくれる人(国)が重要ではありません。
そういう人柄を重視した別の国を探したほうがいいですね。

でも、日本国内で作るメリットもたくさんあると思います。
全部人任せ、外注(外国)頼みばかりの今では、日本人に仕事が無いのは当たり前です。
農・工・商、底辺を大切にした、「メイドインジャパン」にしていってほしいです。
Posted by peace J at 2008年09月20日 10:17
ソースコード公開の大前提ですが、開かれた中国にして下さい。爆
少し考えたら、中国でビジネス展開する日本企業は何かメリットが
あるのだろうか?
既に労働力は他のアジア諸国より安くはなく、高度技術開発力は
軍事以外は劣り、契約、支払に関しては配慮なしには怖いし。
生産製品は、一般国民に購買力なくて買えないし。
結局、中国人庶民からは恨みを買うだけ。
この馬鹿な言分とて、裏から手を回して賄賂下さいということだから、
総撤退すべきでは・・・。
Posted by ゆき at 2008年09月20日 11:09
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